「植物の陸上進出の鍵となる乾燥耐性のしくみを解明」 坂田 洋一 教授(バイオサイエンス学科)他
2013年8月2日
教育・学術
2013/07/31
「植物の陸上進出の鍵となる乾燥耐性のしくみを解明」
乾燥に強い作物育種への応用に期待
概要
東京農業大学(髙野克己学長)は、植物ホルモン「アブシシン酸」が植物の乾燥耐性の制御スイッチとして陸上植物の進化初期に出現したことを明らかにするとともに、アブシシン酸スイッチの鍵となる酵素の働きを抑制することにより、アブシシン酸に依存しない強力な乾燥耐性を有する植物体の作出に世界で初めて成功しました。東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科の坂田洋一教授らと、埼玉大学、理化学研究所との共同研究グループによる成果です。
本研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Communications」(電子版)に掲載されます。
(プレス解禁日時:日本時間7月31日(水)午後6 時)
詳細は添付ファイルをご覧ください。