生物資源ゲノム解析センターが文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定
2013年7月25日
教育・学術
東京農業大学生物資源ゲノム解析センターが、「生物資源ゲノム解析拠点」として平成25年度より文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定されました。これにより、本センターは全国の大学・研究機関を対象とした拠点活動を開始することになります。
本学では、平成20年度より文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の助成を受け、遺伝子解析の新技術を導入、動植物から微生物まで農学分野を中心とするゲノム解析の学内研究を推進し、世界で初めて在来和牛、酒米のゲノム情報を明らかにするなど、めざましい成果をあげました。
今回の認定は、このような活動実績および拠点の必要性が高く評価された結果であると考えています。生物の設計図であるゲノム情報の解析は、分子育種への応用などに見られるように重要性がますます高まっています。今後は、本センターの運用により東京農業大学が農学分野のゲノム解析研究における中核となり、学術研究の基盤強化と応用への展開に貢献することをめざしていきます。
拠点名称 : 生物資源ゲノム解析拠点
認定期間 : 平成25年4月1日?平成31年3月31日
http://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/index.htm
※私立大学における認定は、全国で11大学12拠点となります。
ゲノムセンターのホームページはこちらから。
生物資源ゲノム解析センター長 矢嶋俊介