12月19日(水)13:00? 第7回「食・農・環境」教育フォーラム 開催
2012年12月7日
教育・学術
1.日 時:平成24年12月19日(水) 13時から16時30分
2.主 催:東京農業大学食農環境教育研究プロジェクト、食料環境経済学科、東京農業大学農業経済学会
3.協 賛:東京農業大学教育後援会
4.場 所:本学・世田谷キャンパス 百周年記念講堂
5.討議テーマ「農業を主体とした6次産業化・農商工連携 ?現場の実践に学び今後の方向を探る」
6.当日のスケジュール
(12月19日)
13:00?13:10 開会、学科長挨拶
13:10?13:40 コーディネータ基調報告
堀田和彦さん(東京農業大学教授)
13:40?14:10 パネリスト第1報告
後藤進さん(埼玉県春日部農林振興センター農業普及部)
14:10?14:30 質疑応答
14:30?14:40 ?休 憩?
14:40?15:10 パネリスト第2報告
倉岡有美さん(和歌山県古座川町・古座川ゆず平井の里)
15:10?15:40 パネリスト第3報告
菊地清子さん(岩手県奥州市・パイオニア牧場)
15:40?16:30 質疑応答
総合討論、コーディネータ総括
*終了後、関係者で懇親会を2号館4Fで行う予定。
7.パネリストとコーディネータ
(パネリスト)
○後藤 進さん(埼玉県春日部農林振興センター農業普及部)
後藤進さんは、埼玉県川越農林振興センター在籍中に、里芋産地である狭山市内で当時捨てられていた里芋の親芋を素材とした「さといもコロッケ」の商品化を図る取り組みを普及指導員としてコーディネート。未利用資源を活かす新しい活動を進める中で、地域内の多様な主体を結び付けて、農業を軸とした農商工連携の仕組みの構築に尽力。同振興センターはこの取り組みで、平成23年度普及活動全国コンクール農林水産大臣賞を受賞。
○倉岡 有美さん(和歌山県古座川町・農事組合法人 古座川ゆず平井の里)
和歌山県古座川町平井地区の総耕地面積はわずか7ha、総世帯数83戸の典型的な山村集落である。この集落では古座川ゆず平井の里という農事組合法人において、女性による商品開発が進められ、ゆずの加工食品の生産・販売を展開。林業やゆず青果の販売不振の中、地域活性化の核となり、近年は年間約1億2千万円を売り上げ、大手外食チェーンとの商品開発や有名百貨店での販売も実現。倉岡有美さんは同法人の常務理事・総括責任者を務める。
○菊地 清子さん(岩手県奥州市・パイオニア牧場)
菊地清子さんは、東京農大短大部を卒業。結婚後20年余は、夫と肉用牛経営の主に牛舎の作業に従事した。1992年より自らステーキハウスの経営を開始し、調理師資格も取得、自家や地元の生産物を使ったメニューの確立、贈答用の肉の宅配による販売、店の前を活用して女性農業者の仲間と共に直売所を展開するなど、地産地消を推進。2012年7月まで農業委員を3期、岩手県における男女共同参画の取り組みの先導者である。
(コーディネータ)
○堀田 和彦さん(東京農業大学食料環境経済学科 教授)
堀田和彦さんは、農村地域の活性化につながる農商工連携や6次産業化の研究に従事。特にこれら事業中の商品・サービスの開発過程における農業、商工業分野の連携のあり方、各分野に内在する未利用資源や問題点、独自の技能などの知識(ナレッジ)を活用した商品開発の方法等について、精力的に研究を進めている。最近の著書に『農商工間の共創的連携とナレッジマネジメント』(農林統計出版、2012年・単著)などがある。
【連絡先】
東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科
食農環境教育研究プロジェクト (事務局・五條満義)
TEL03?5477?2362
FAX03?5477?2621
Eメールアドレス:
※詳細ポスターは下記添付ファイルをご覧ください。