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ニュースリリース

韓国国立江原大学との学術交流協定締結、同時に本学醸造科学科学生において受入プログラムを実施しました

2016年12月15日

教育・学術

12月1日、本学世田谷キャンパスにおいて、韓国国立江原大学と東京農業大学との学術交流協定の締結式を挙行し、Kim Heon-young総長と本学高野学長が協定書に署名しました。

締結式には、江原大学と基本業務協定書を締結している韓国三井物産株式会社、また本学と包括連携協定を締結している三井物産株式会社から関係者が出席しました。

今後、両校と三井物産株式会社による学・学・産の連携を視野に入れ、本学の実践・実学教育の幅がさらに広がることが期待されます。

同日、本学醸造科学科において江原大学のFood Science and Biotechnology等に所属する学生10名を受け入れ、3日間のスタディープログラムを実施しました。

協定式前に生物資源解析ゲノムセンター訪問(矢嶋教授)、本学概要説明(坂田国際協力センター長)、特別講義「韓国における日本酒事情」(穂坂教授)が行われました。江原大学学生は、日本の清酒の韓国への輸出はアメリカに次いで2番目に多いという話から、たいへん興味を持って講義を受けていました。特に日本酒を造る過程である仕込みの方法に興味を持っていたようでした。

12月2日、終日、醸造科学科受入れプログラムが実施されました。醸造科学科の紹介(貝沼教授)、各研究室紹介(醸造微生物学研究室、発酵食品化学研究室、酒類生産科学研究室、調味食品科学研究室、醸造環境科学研究室、醸造資源科学研究室)、特別講義「食酢醸造と酢酸菌研究について」(貝沼教授)、特別実習「利き酒」(徳岡助教)が行われました。さらには、醸造科学科の実習(酒類生産学実験)の見学を行いました。

12月3日、熊澤酒造株式会社(神奈川県茅ケ崎市)を訪問し、酒蔵の視察をしました。お米の収穫時期及び稲の種類の理解、また、仕込みの方法を実際に見て学ぶことで、前日に得た座学での知識をさらに深めました。

熊澤酒造は、明治5年創業の老舗酒蔵であり、また、ビール製造、レストラン経営、自家製パン販売等自社製品を活かす企業であり、本学の卒業生5名が活躍しています。

協定締結式 式次第と行程表については、下記ファイルをご覧ください。

協定締結式 式次第と行程表

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