JICA 草の根 「聴いて！観て！考える！国際協力」国内報告会を開催しました
2012年6月20日
教育・学術
東京農業大学と特定非営利活動法人環境修復保全機構は共同企業体を結成して、JICA 草の根技術協力事業「カンボジア国コンポンチャム州における持続可能な農業生産環境の構築」を実施しています。本事業はコンポンチャム州サムロングコミューンを対象として、資源循環型農業を軸とした持続可能な農業生産環境の構築を目指したものです。本事業の期間は、平成23 年4 月から平成28 年3 月までの5 ヶ年となっています。
本事業の初年度（平成23 年度）に実施した活動成果を報告するため、平成24 年6 月14日に東京農業大学で「国内報告会?聴いて！観て！考える！国際協力?」が開催されました。会場には学生や教員のみならず、一般企業やNGO からの参加者もあり、合計57 名が参加しました。
報告会では、環境修復保全機構より初年度の活動報告とともに、JICA よりJICA 草の根技術協力事業の説明を頂きました。併せて3 名の東京農業大学の教授による関連発表がありました。その後開催された座談会では、参加者からも事業内容について多くの質問が寄せられ、報告会において参加者を交えて活発な質疑応答を行うことができました。また、報告会終了後に参加者から回収した質問票から、多くの参加者が積極的に国際協力に関わっていきたいとの意向があることが分かり、今後、本事業に関わって頂ける枠組みについて検討していくこととしました。
