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ニュースリリース

6月14日(木)16:20? 東京農業大学・東日本支援プロジェクト主催シンポジウム「放射能汚染:私たちの世代で何をするか? ?森林と人をとりもどすために?」開催

2012年6月5日

教育・学術



東京農業大学は、都内世田谷キャンパスで、福島原発事故に伴う放射能汚染について、6月14日(木)16:20から下記シンポジウムを開催します。(ポスター参照)


プログラム
  はじめに:門間敏幸(東京農業大学国際バイオビジネス学科教授)

  Radiocaesium transfer to vegetation and animals in Swedish Chernobyl affected areas
Klas Rosén (Associate Professor/Department of Soil & Environment / Swedish
University of Agricultural Sciences, Sweden)

  南相馬市の森林の放射能汚染とその除染
      林 隆久(東京農業大学バイオサイエンス学科教授)

  南相馬市での内部被ばくの現状
      坪倉正治(南相馬市立総合病院非常勤医/東京大学医科学研究所研究員)
             
  総合討論

主 催: 東京農業大学・東日本支援プロジェクト
日 時: 平成24年6月14日(木)16:20?18:00
場 所: 東京農業大学1号館 341教室(3階)
来聴歓迎


本学は2011年3.11の震災後学内に「東日本支援プロジェクト」をたちあげ、福島県相馬地方の実態調査と復興支援を展開しています。

チェルノブイリ原発事故後の放射能汚染を初めて発見したスウェーデンは国土が広範囲に放射性セシウムに汚染されました。スウェーデン農業大学のK. Rosen准教授は、生態学者として、その後の汚染状況と除染方法の現状について報告します。また、スウェーデンは、ヨーロッパ諸国の中で、脱原発ではなくて脱化石燃料をめざし、原発とバイオマス発電の両立を進めているユニークなエネルギー政策をとっています。この点についても言及します。
本学の林 隆久教授(バイオサイエンス学科)は、調査先の福島県南相馬市の森林で行っている放射能汚染の状況と除染方法との現状について報告します。
坪倉正治研究員(南相馬市立総合病院非常勤医/東京大学医科学研究所)は、南相馬市に住む人々の被ばくの現状と、完全に除染できない樹木や森林からの放射能汚染について言及します。


※ポスターは下記添付ファイルをご覧ください。

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