地域再生に向けた熱い報告がNRI FORUM（総研フォーラム）で行われました
2012年3月19日
教育・学術
3月17日（土）本学世田谷キャンパス1号館において、NRI FORUMが開催されました。
今回のフォーラムは「地域再生のための担い手育成とは」と題して120名を超える参加者のもと行われました。
基調講演では地域再生に関わる行政の立場から 椎川 忍 総務省自治財政局長が、氏の著書でもある『緑の分権改革』という発想を紹介しながら「人と人のつながり」が目指す社会のキーワードになる等と語りました。また続いて行われた分科会からの報告では『湘南ひらつか・ゆるぎ地区』分科会として 杉野 恭 日本土地建物?顧問から、地域住民主体の組織支援と自社が行っている具体的な活動の取組について報告がなされました。また『輪島市三井町地区』分科会からは 山浦芳夫 三井の活性化を考える会事務局長から、地域住民と農大生が協働する活動が報告され、実際に卒業後地域に入りそこで結婚し子供を育てている事例も報告されました。
最後に総研研究会 地域再生研究部会長でもある本学 麻生 恵 教授から「これからの大学は地域から若い人材を奪うのではなく、地方を豊かにできる人物を地域に還すそうしたことを目指していくことが大きな使命となる等」とのしめくくりの挨拶で予定時間をオーバーしての熱心な総研フォーラムは終了しました。
