6月30日（木） 東京農業大学総研研究会「第30回 総会」・「特別講演会」開催のご案内
2011年6月15日
教育・学術
東京農業大学総研研究会では、下記のとおり、「第30回総会」並びに「特別講演会」を6月30日（木）に開催することとなりましたのでご案内申し上げます。
特別講演会に参加ご希望の方は、総合研究所までご連絡ください。
日 時 ： 平成23年6月30日（木）
総 会 ：15：00?15：50
特別講演 ：16：00?17：00
場 所 ： 東京農業大学グリーンアカデミーホール3階会議室
東京都世田谷区桜丘3?9?31 TEL 03-3429-1983
特別講演 ：「福島第一原子力発電所事故 ?その実相と課題?」
東京農業大学応用生物科学部 科学ジャーナリズム研究室 北村 行孝 教授
〔講演概要〕
東日本大震災をきっかけとした東京電力福島第一原子力発電所の事故は、周辺住民が避難を強いられ、農地の作付け制限が実施されるなど、深刻な波紋を広げている。また農産物をはじめとして風評被害が広がるなど、二次的被害ともいえる状況も生まれている。
事故は、政府や事業者の対応などに多くの課題を残し、収束まで時間を要する状況にある。この事故は、他の事故と比較してどのような性格の事故だったのか。また、風評被害や、放射能への不安をめぐっての過剰反応、差別などを生み出さない方策はないのか。
原子力政策の課題やエネルギー問題への影響なども含めて、現状と先行きを概観する。
〔講師略歴〕
1950年、三重県に生まれる。電気通信大学物理工学科卒業。読売新聞社社会部、科学部、科学技術担当の論説委員、科学部長などを経て2010年4月より東京農業大学応用生物科学部 教授。専門は科学ジャーナリズム、科学コミュニケーション。著書に「日本の原子力施設全データ」（講談社ブルーバックス）他多数。
＜お問合せ先＞
東京農業大学 総合研究所（担当：浅野）
Tel：03-5477-2565 Fax：03-5477-2634
E-mail：