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国際交流・留学

自分の考え方や視野を広げることができた

玄 成秀 さん

留学先:アメリカ コーネル大学(海外短期留学)

応用生物科学部 生物応用化学科 3年(2014年時点)

講義後の集合写真

この短期留学での目的は、食文化の異なる国での食品化学に基づいた食へのアプローチを勉強すると共に、アメリカ文化に触れて自分の考え方や視野を広げることでした。

今回留学したコーネル大学はニューヨークの北部のイサカに位置しており、自然の多い場所です。そこでは食品化学、ホテルビジネス学、コンピューターサイエンスを主な柱にしており、私は食品化学について学びました。

今回、11個の講義をコーネル大学の学生達と受け、特別な講義もしてもらいました。食品化学を中心にして網羅的に、専門的な単語の多い難しい講もの、すでに農大で学んでいて理解のしやすかったもの、英語のレベルが高いものなど様々な講義を受けました。

初日は英語に耳が慣れなくて慣れるまでに時間がかかりました。日本とアメリカの講義の相違点としてアメリカの先生はすごく個性的で、生徒達を引き付けるための講義を熱狂的に行い、頻繁に生徒に質問もしていました。その質問も無論英語で行われ、日本のように知識の是非を問うものではなく思考や原理を問うもので、生徒達が間違えるという心配が必要のないものでした。

実習では、アイスクリーム作り、ピクルス作り、コンソメ作り、ジュース作り、を行いました。食品安全の観点から物理的・化学的・微生物学的要因がどのような影響を及ぼしているのかを目で見て考えました。施設はとても広く・プラントの数も多くまた、講義棟と連結しているため講義での製造工程のイメージがしやすかったです。アイスクリーム作りでは、食品安全を考慮しながら製造し、好きなフレーバを入れ試食しました。

本校から車で1時間ほど離れたGenevaでの製造実習では、低pH条件化でピクルス作り、高圧条件化でコンソメスープ作り、UV殺菌・ホットパック充填でのアップルサイダー(アップルジュース)作りを行いました。食品安全を最重要項目としたHACCPに基づいた実習を行い、食品の賞味期限を左右する水分活性や糖濃度・圧力がHACCPを基にしてどのように守られているのか考えました。

見学では、ビール工場見学、大学内設備の見学(チーズ作り・牛乳作り・ワイン作り)スーパーマーケット、水耕栽培の見学をしました。ビール工場ではコーネル大学近郊のイサカの地ビール工場で製造工程から説明を受け、プラントの見学もしました。スーパーマーケットでは、アメリカでも大手のウェッグマンに行った。東アメリカのウェッグマンの食品安全を管理している人の様々な話を聞いた。

商品数は日本の商品数をはるかに上回り、大小様々な大きさのスーパーマーケットがありました。顧客のニーズに合わせたがゆえにある日本との相違点だと思った。また、水耕栽培の見学にも行きました。水耕栽培は、大学と連携した機関での土を全く用いない野菜の育て方である。ここで栽培された野菜はウェッグマンスーパーマーケットに出荷さていました。

このプログラムにおいて、食品化学という観点からコーネル大学と企業の連携、アメリカでの食品の流通、HACCPを学ぶことができました。また講義から世界最高峰の大学のレベルである理由を認知できました。それは、講義で学んだ勉強をアウトプットできる環境、すなわち、実習やフィールドワークでの社会につながる勉強でした。今回、目的にしていた食文化の異なる国での食品化学に基づいた食へのアプローチにおいて、講義・実習・フィールドワークを通じたアメリカ特有の文化に良く触れられました。それゆえ、自分の考え方や視野を広げることができました。

今回このプログラムに参加するあたり、楽しみな反面不安もありました。しかしプログラムがしっかり組まれ、授業も目的が明確で充実した時間を過ごすことができ、参加して本当に良かったと思いました。コーネル大学というグローバルな環境での経験が自分の人生の中の財産となり、これからの将来で必ず意味あるものになると確信しています。

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