東京農業大学

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国際交流・留学

全14日間の日程はとても充実したプログラム

木村 一貴 さん

留学先:台湾 国立中興大学(海外短期留学)

農学部 農学科 3年(2014年時点)

最終日夜、歓送会にて

今回、私が台湾短期留学プログラムに参加した動機は、熱帯果樹の栽培現場をみたいのと、海外の農業をみたいというものでした。私は大学の講義に加え、多くの場所へ農業研修に行くことにより、日本の農業を深く学ぼうと努力してきました。

学んでいる時唐突に、日本でよく食べられるバナナ、パイナップルは、どのように育てられているのだろか、とふと思い、さらには、海外の農業ってどんな感じなのだろう、と思うようになり、熱帯果樹と海外の農業に興味を持つようになりました。そんな中、台湾の短期留学プログラムがあることを知り、良い機会だと思い参加することにしました。

台湾への短期留学プログラムは、台湾にある姉妹校、国立中興大学との交換留学でした。7月に台湾の学生が日本へ来て、8月に私たちが台湾へ行くというそれぞれ2週間の計4週間のプログラムでした。台湾人の母国語は中国語なのですが、交換留学生の多くが英語を流暢に話せます。英語を苦手とする私は、台湾の学生が日本へ来た初日、ほとんど言葉が伝わらず悔しい思いをしたのを良く覚えています。

そのため、会話が成立するように、ボディーランゲージを交えながら、普段よりもオーバーにリアクションをし、意思が伝わるよう努力しました。また、わからない言葉は、すぐに辞書で検索し調べるようにしました。その甲斐あって、台湾の学生が帰るまでに、日常会話くらいは喋れるようになりました。

いざ、台湾へ。国立中興大学の農業クラブの学生の出迎えで、空港から大学までバスで移動。この間の車窓からみえる合鴨農法の水田、熱帯植物、台湾の家々どれも新鮮でワクワクがとまりませんでした。大学のゲストハウスへ着くと日本へ来てくれた学生も出迎えてくれ、ここから私たちの台湾研修が始まりました。

全14日間の日程は、国立中興大学のキャンパスツアーから始まり、パイナップルやパッションフルーツ等の農場見学、食品加工会社や農産物輸出会社訪問等をし、修了式までとても充実したプログラムでした。

この中でも、私が特に印象に残っているのがポンカンの農場です。ポンカンは日本にもある果樹で、私は今年の3月に高知県のポンカン農家さんのところで1週間、ファームステイでお世話になりました。しかしながら、農場に到着すると、どこにポンカンの木が植わっているのか全く分かりませんでした。農場を見渡しても、たくさんの白い果実を実らせたカンキツの木が植わっているのみなのです。どこにあるのかわからず、話を聞いてみると、全て白い日焼け止めが塗られたポンカン果実だったのです。

というのも、台湾では日差しが強すぎるため、果皮の薄いポンカンは、果皮が割れてしまう等の障害がおきてしまうそうです。その対策として日焼け止めを塗っているそうです。貝殻由来の炭酸カルシウムと有機質の接着剤を混ぜ合わせたものなので健康上に問題もなく、収穫後に洗い流すため、スーパーに並ぶ頃は元の色に戻るそうです。ただ、これを塗るのにプロの人でも1日、3本塗るのが精いっぱいのため、この時期になるとパートを雇い、なんとか塗り終えるそうです。

他にも、台湾ではブドウが年2回収穫できる。稲作は3毛作。お茶は冬期も栽培できるため、この時期は日本へ輸出している。パイナップルにも日焼け対策がある。などなど。どれも日本とは違い、勉強し甲斐がありとても楽しかったです。

今回の短期留学プログラムは日本での2週間を含めた、計4週間はとても充実し、かけがえのない経験となりました。最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった国際協力センターの皆さまを始め、日本、台湾で関わってくださった方々、本当にありがとうございました。そして、みんなへ ありがとう。謝謝!!

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