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国際交流・留学

世界中から学生が集まり、国際色豊かな環境

冨士本 陽 さん

留学先:カナダ ブリティッシュコロンビア大学(長期派遣留学)

応用生物科学部 醸造科学科 4年(2014年時)

2013年9月〜2014年5月まで留学した先は、世界で最も住みやすい街や2010年冬季オリンピックで有名なバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学(UBC)でした。

バンクーバー全体で多様な文化が見られ、また交換留学プログラムで来る学生も世界中から集まり非常に国際色豊かな環境でした。

約1年でしたが様々な経験と人脈を得ることができた充実した時間を過ごせました。

そもそもなぜ留学を決意したかというと、前々から海外の大学での教育を受け英語力も強化したく、また何より専門にとらわれない勉強をしてみたいことから始まりました。

大学では専門的な勉強しかしていなかったため、次第に興味も広がり知識の幅を広げたいと思い始めました。もとより英語は得意な方ではありましたが、さらに自信をつけ実力を確かなものにしたいというのもあり留学先は英語圏の大学を選ぶことにしました。

留学では費用がどうしてもかかってしまうので、なるべく経費のかからない所を探した中で自分の条件に合った留学先がUBCでした。

UBCは大学世界ランキングでも上位に入り、留学生も積極的に受け入れ伸びている大学でしたので、迷わずUBCに留学することを決めました。

留学に必要な条件ですが、TOEFL(iBT)のスコアが90点以上必要です。あとは農大側の条件を満たせば留学することができます。

枠は1人でしたので自分が受かるかどうかが不安ではありましたが、無事に通ることができて幸いでした。

しかし、TOEFLのスコア90点以上というのがハードル高すぎると感じられるせいか、5年間UBCに送られる学生はいませんでした。自分が行くことにあたって責任も感じましたが、光栄にも思えました。

留学先での生活に関してですが、バンクーバーは夏暖かく、冬は寒くなるも東京の冬と同じくらいの寒さです。また、10月〜春までは雨がよく降ります。おそらくイギリスの気候に似ていると思われます。

UBCはバンクーバーの西端に位置し、ダウンタウンまでバスで40分程度です。日本のように電車がどこでも通っているわけではなく、その分バスで網羅されています。UBCの学生には、U-Passというバスと電車の乗り放題パスが月$36.75で売られているので、それを利用し通学する人が大多数です。

また、大学のキャンパスは日本の大学と違い非常に広く、寮や寮以外の住居もあります。私は寮に住むことにし、アクセス面で定評のある寮にしました。そこは3つの17階におよぶタワーがあり、19歳以上でないと住めないという条件もありました。寮費はキャンパス内の中でも安く、月$600程度でしたが、1つの階4ユニットで、1ユニットにつき6人でキッチン、バスルームをシェアするというかたちでした。

おそらく日本の感覚でいると高く感じると思います。個人の部屋を希望する場合、月に$900以上が必要となります。

私のルームメイトは前半同じ1991年生まれの人だけで、後半3人が卒業のため抜け新しく3人の交換留学生が入れ替わりました。そのときも歳はほぼ一緒で、日本人のルームメイトがいなかったので部屋では英語しか使えないので、助かりました。

面白いことに、カナダ人という定義は非常に曖昧で、前半はいわゆる白人のカナダ人1人、アジア系カナダ人2人、韓国人1人、チリ人1人という組み合わせで、後半はアジア系カナダ人1人、韓国人1人、中国人1人、ブラジル人1人という前期後期ともアジア人が4人の部屋で不思議な感じでした。

さて、授業等についてですが、交換留学生は基本的にUBCから求められる必修の授業とかはないので、縛りなく比較的自由に授業を組むことができます。

大学によっては単位が認められる授業とそうでない授業が分けられるようで、単位が必要な学生は入念にチェックし履修を行っていましたが、自分の場合卒業単位数は満たしていたので気にせず取りたい授業を取るようにしました。

また、現地学生も自分の専攻はもちろん熱心に勉強していますが、基本的に他の分野の授業も受け、知識の幅を広げています。

単位が取れればいいという考えの学生は少なく、履修する授業数によって学費も変わってくるため皆必死に勉強し、また将来も見据えた勉強を行っているので、客観的に自分を見ることができて定まっている学生が多いです。

日本の学生と比べ、大学に通うのは「勉強するため」だと心得ている人が多く、また教授陣もその分サポートが手厚く責任もあるため、大学の本来の姿を実感することができた貴重な経験だったと捉えています。

周りの人々を見ていると「違いに触れる」ということを怠る人が多い気がします。そういうのに興味がない人はそれでいいのですが、もし何か違う経験をしたいと考える人がいるのであれば、留学は1つの手であると思います。

また、留学をしたい、英語を勉強したい、学費を抑えたいという考えの方であれば、ぜひ自分がやったようにUBCに留学することを薦めたいと思います。

長く行くことでも感じることや、現地学生と一緒の教育を受けることで感じること、ましてや世界中の人が集まることで感じることがきっと自分の中の考えを改め変化をもたらすと思います。

最後にこの留学に携わり1から手厚いサポートを続けてくださった国際協力センターをはじめ、自分を派遣してくれることを決意してくれた学長や教授方にお礼を申し上げて終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

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