東京農業大学

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活動内容

合氣道部HP①.JPG

合氣道部HP②.JPG

 まず、合氣道について説明します。「合氣道」とは、日本の武道の振興を図って設立された財団法人である旧「大日本武徳会」の柔道部門と剣道部門が協力して1942(昭和17)年新たに制定された総合武術です。体術に限らず、剣術、杖術(昔武士が旅中に使ったとされる)等、あらゆる武器を使いこなします。また、競技することを目的としていません。大事なのは、自らが自由であることであり、具体的には、柔軟な体の動き、臨機応変な体の捌きを実現することです。その修行が、日々の練習なのです。 活動日は、平日の16:30~18:30を基本的な練習時間とし、その後は自由練習となります。普段は親切な師範や上級生が一から教えます。個人のペースを尊重するところなので、初心者でも安心して下さい。部員の9割が未経験者です。また、体力は関係ないので、女性でも十分体得できます。積極的なる参加により、 2年次で初段、3年次で二段、4年次で三段が授与されます。                                                                                               我が合氣道部は、来る者は拒まずの精神です。道場で、いつでも待っています。興味をもったら、是非一度見学に来て、実際に体験してみて下さい!

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部の歴史

1959年
この頃農大の一隅に、光輪洞合氣道(大日本光輪会)の修練を志すグループが誕生し、柔道部道場の空き時間等を借りて、稽古を始める。平井稔師範を師とし、平井智大氏(本学農経大学院卒)の出稽古を受ける。(参集者)教職員:中島講師(農経)・塩倉助手(林)・行元書記(学生課)・遠藤司書補(図書館)等、学生:高橋(林)・遠藤(林)・竹内(工)・高州(畜)等
1960年4月1日
この頃合氣道同好会を結成、登録団体となる。南礼蔵先生のレスリング道場を借用し稽古を行う。
1961年2月27日
体育団体連合会への加入を認められ、農友会合氣道部発足(部長 中島常雄)
1961年9月1日
レスリング部発足のため道場返還、屋上練習開始。
1961年11月3日
明治神宮奉納演武会に初めて出場(以後毎年出場)。
1962年4月1日
道場長屋(元陸軍機甲学校の車両整備工場)の最東端に30畳ぐにいの仮設道場(長屋特別室)をつくってもらう。矢口政夫氏が師範として派遣される(以後2000年に逝去されるまで約40年間師範を務められる)。
1963年5月1日
道場長屋の改造が行われ、合氣道部も仮設道場を取り払って長屋道場の一画の割当てを受ける。長谷川丞氏、監督に就任(1971年3月まで)
1971年4月1日
清川寿一郎氏、監督に就任(2015年3月まで)
1979年8月1日
長屋道場改築工事のため、北門仮設道場へ一時移転。
1980月3月1日
新道場(現常磐松会館道場)に移転(現在に至る)
1990年11月3日
創設30周年記念式典を行う。
1991年4月1日
中島常雄部長がオホーツクキャンパスへ異動となり、長尾聡氏が部長代理を1995年3月まで就任する。
1995年4月1日
長尾聡氏が部長代理から部長に就任する(2016年3月まで)。
2000年10月22日
矢口政夫師範逝去(87歳)
2001年11月1日
有志により、合氣道部OBの稽古団体である桜丘光輪洞発足。
2001年12月1日
部の新指導体制が決定し、中島常雄氏が師範となる(監督 清川寿一郎氏)。
2005年4月1日
佐々木靖氏が師範となり、部員の監督をすることとなる。
2011年10月9日
創設50周年記念式典を行う。
2016年4月1日
長尾聡部長が東京農大第一高等学校事務長として異動することとなり、内田均氏が部長、長尾聡氏が監督に就任する。
2021年10月9日
創設60周年記念式典を行う。
2023年4月1日
内田均部長の定年に伴い、藤川智紀氏が部長に就任する。

主な戦績

1961年11月3日 明治神宮奉納演武会に初めて出場(以後毎年出場)。今年で37回目となる。
2016年11月1日 収穫祭にて、ユリノキ広場で、20分間、合氣道部の演武を披露する。
2017年11月4日 収穫祭にて、ユリノキ広場で、20分間、合氣道部の演武を披露する。
2022年11月3日 明治神宮奉納演武会にて、20分間、合氣道部の演武を披露する。

活動方針

「合氣道」の目指すところは「とらわれなき柔軟な心とその表れとしての臨機応変な体の捌きの実現」にあります。したがって部の活動にあたっては、和気藹々とした(春風ほのぼのの)雰囲気の中で、各人が定められた教程を繰り返しこなしながら、それぞれが目標を目指して地道に日日の修練を継続することを目標にしています。また目指すところは一つでも、人にはそれぞれ個性がありますので、その点も重視しながら、一歩一歩前進することを心がけています。また農友会の一員として、農友会活動には積極的に参加することを念頭に置いています。本学が所属する「光輪洞合氣道」の「修道の訓」を参考までに記します。一、心を修する神(真理)に近からんことを念願する。一、技を修する春風ほのぼのの気をもってするものぞ。一、力を練るや有形無心の事物より得るものぞ。天地一道に極るは無限の意、兵道又無極を説く剣一法の理心得らるべし。円和円通の理形の生ずる所以なるべし。

活動場所

部室・練習場所:常磐松会館道場2階奥

活動日

月~金曜日の16:30~18:00、夏合宿・春合宿があります。

所属団体

日本光輪会 光輪洞合氣道

指導体制

藤川 智紀(地域創成科学科)
長尾 聡(合氣道部OB)
佐々木 靖(合氣道部OB)
日比野 龍眞(主将)

部費

なし

部員数

男7名、女7名

活動報告

内田均部長、長尾聡監督の定年退職を祝う会並びに佐々木靖師範への感謝の会

  2023年3月4日(土曜日)挙行  

 この度、合氣道部部長として25年、その後監督として7年務められている長尾聡監督と、7年間部長を務めた内田均が定年退職することとなり、二人の定年を祝うとともに、18年以上の長きにわたり師範を務めていただいている佐々木靖氏に感謝をする集いが行われた。また、式典直前の2月27日には、体育団体連合会からの分配金と農大スポーツサポート募金等を活用させていただき、協同畳工業株式会社の斉藤勝氏らに依頼し、96畳の畳替えも行われた。
 感謝の会当日は、式典の前の14時より、光輪洞の平井斉洞主、川野郁夫九段(前橋道場の師範)をはじめとする卒業生35名、現役学生9名が新しくなった畳の上で、心機一転、体捌き、円乱取りの修練で汗をかき、お披露目となった。コロナ禍による入校制限が緩和され、久しぶりのOB・OGとの合同練習が実現した。まだ、マスクを着用しているが、久々に活気ある道場の雰囲気を味わえ、部長としてもうれしい次第である。
 その後15時50分より、式典が挙行された。司会進行は山野春太郎副主将。まず、LANG THI KIEU主将より、内田に感謝状と記念品の擬刀が授与された。次に、内田から長尾監督に感謝状と記念品を授与した。さらに、佐々木師範に東京農業大学江口文陽学長よりの感謝状と記念品が授与された(内田代読)。授与後3人より挨拶があった。その後、平井洞主、川野師範、OB会会長の黒江雅之氏より祝辞があった。また、初代部長で名誉顧問の中島常雄先生(当合氣道部創設者)よりメッセージが届いた。その内容は下記の通りである。 新しい指導体制でのスタート、おめでとうございます。部活には厳しい状況ですが、世情も農大のキャンパスライフも変革の時期を迎えているように思われ、新体制でこその柔軟な対応をと期待しています。御健闘を祈ります。新部長にはお会いしていませんが、よろしくお願いいたします。やりがいのある部活だと思います。
 翻って、これまでの体制の下でのご指導ご苦労様でした。経験したこともない難しい状況の中でのご指導たいへんだったと思います。深く敬意を表します。とりわけ内田部長には、良くやって下さったとお礼を申し上げます。内田部長ならではの思いをしばしばいたしました。佐々木師範、長尾監督には今更何を申しましょう。同志だったし、今もその思いですから。指導は又、己自身の研鑽でもあります。ご精進ください。
 光輪洞合気道は修練に値する魅力ある武道だし、これを部活とすることは、農大の教育システムにとっても意義がある、との思いは今も変わりません。寧ろ益々重要になってきている状況と思います。国の防衛問題の根底には「武」があり、光輪洞合気道は「武」を強く意識していると言うのもその一つです。また対外試合が無いこの部活は、これからの農大のキャンパスライフの一つの在り方として、重要な意義を持つと思うのです。
 新しい体制のご指導での部活の、充実・発展を願ってやみません。

中島常雄

 その後、次期部長の藤川智紀先生(地域環境科学部地域創成科学科教授)が紹介され、ご挨拶をいただいた。 余興はコップンカソング。「今日も楽しく過ごせるのは、佐々木靖師範のおかげです。佐々木師範ありがとう、佐々木師範センキュー ベリー マッチ、佐々木師範コップンカ~(タイ語でありがとう)♪」、「…長尾監督のおかげです…♪」「…農大合氣道部のおかげです…♪」、参加者の手拍子に合わせて、内田が歌った。 長尾監督による閉会の辞の後、大野真氏(平成30年卒業)のリードにより学科斉唱と、3人へのエールがあり、集合写真を撮影して、17時05分に終了した。

 引き続き、学生の幹部交代式(主将はLANG THI KIEUさんより日比野龍眞君へ交代)と卒業生の送別の会が行われた。4月から、藤川部長、佐々木師範、長尾監督の新体制のもとに、合氣道部の運営が行われることとなる。これまでの肩の荷も下りた。

 農大スポーツサポート募金の寄付者:大島貞雄氏(昭和39年化学卒)、森井正孝氏(昭和39年畜産)、川野郁夫氏(昭和40年化学卒)、萩原章氏(昭和44年工学卒)、故吉田英明氏(昭和45年経済卒)、杉本修一氏(昭和46年造園卒)、志村昭子氏(昭和49年短栄卒)、有坂聡氏(昭和52年化学卒)、山下英夫氏(地域創成科学科卒業生の父)、土岐由紀子氏(バイオビジネス学科卒業生の母)、戸田晃司氏(森林総合科学科卒業生の父)ら11名以上合計320,000円。
 この他、今回の感謝の会に70名以上のOB・OGからご寄付をいただきました。
ご参加くださった卒業生の皆様、ご寄付いただきました皆様、心より御礼申し上げます。
今後とも合氣道部に対するご指導ご鞭撻の程、よろしく致します。

(内田均 記)

参加者(五十音順、敬称略)

ご来賓

平井斉、藤川智紀

卒業生

渥美雄介、有坂聡、安斉俊介、飯山禮文、伊澤昇平、伊藤綾子、猪股洋二、
伊原卓也、今井伸之、内田孟哉、内田律子、内山勝喜、大崎興洋、大島貞雄、大野真、小澤勤、落合翔、川野郁夫、北原秀樹、草木健喨、國松広泰、
栗原大樹、黒江雅之、小杉吉己、後藤定慶、小林知広、小林早央莉、相良結香、佐藤忠浩、佐藤真祐子、佐藤実穂、澤口瑞恵、鈴木翔子、鈴木和春、高橋朋也、
土屋聡、中村成行、萩原倫久、福田栄子、牧英人、水留亨、宮本紘平、山本惇

現役部員

佐々木颯太、倉田莉子、佐藤雅和、永田龍臣、根本澪里、森祐子、谷本嵩弥、青山日向子、LANG THI KIEU、近野里桜、山野春太郎、福田康太、竹内初衣、
草川涼音、中江宏行、日比野龍眞、渡邉理乃、武山瑞歩、岩村康生

畳替えしたての道場にて、お披露目練習開始

畳替えしたての道場にて、お披露目練習開始

準備体操で体をほぐす

準備体操で体をほぐす

マスク着用で卒業生との合同練習

マスク着用で卒業生との合同練習

久々ににぎわう道場

久々ににぎわう道場

主将から感謝状と擬刀の授与を受ける内田部長

主将から感謝状と擬刀の授与を受ける内田部長

長尾監督への感謝状

長尾監督への感謝状

内田部長より感謝状を受け取る佐々木師範

内田部長より感謝状を受け取る佐々木師範

「内田均部長、長尾聡監督の定年退職を祝う会並びに佐々木靖師範への感謝の会」集合写真

「内田均部長、長尾聡監督の定年退職を祝う会並びに佐々木靖師範への感謝の会」集合写真

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