東京農業大学

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原子・分子から
生命・生態系を化学する

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分子設計学研究室には、低分子有機化合物の設計・合成・解析を可能とする様々な研究設備が揃っています。

マイクロ波反応装置(Anton Paar, Monowave 400)

一般家庭で使われる電子レンジの原理もマイクロ波ですが、化学反応にマイクロ波を用いると、従来の加熱方法と比べ、反応溶液を即時に適切な温度へ上昇できるため、分解反応や副生成物の生成を抑制し、収率向上や効率化が可能になることがあります。

表面プラズモン共鳴装置(Kinetic Evaluation Instruments, Twingle)

表面プラズモン共鳴という現象を用いると、受容体とリガンドなど、生体内での様々な分子間相互作用を電気的に解析できます。受容体などのタンパク質を固定化して、合成した低分子有機化合物との相互作用を測定すれば、新たなリガンドの発見につながるかも知れません。

量子化学計算システム(HPC Systems, Gaussian 16)

最新の量子化学計算プログラムを利用すると、化合物の安定配座や反応性、また各種スペクトルなどを計算により予測することも可能です。計算化学をうまく適用すれば、最適な反応条件の選択や、生成物の構造予測なども容易になるかも知れません。しかし計算に頼るだけでなく、実験台で自分の手を動かすことが一番大事です。

600 MHz 核磁気共鳴分光計(JEOL ECZ600)  400 MHz 核磁気共鳴分光計(JEOL ECX400)

核磁気共鳴(NMR)という現象を用いると、化合物の構造を決めるのに重要な情報を得ることができるため、NMRは有機化合物を扱う研究者にとっては不可欠な測定装置です。分子生命化学科では2台のNMR装置を共通機器として保有しており、いずれもちょっとした家が一軒買えるほどの高価な装置ですが、4年生でも自由に測定することが出来ます。通常は溶液を用いて測定しますが、400 MHz分光計では固体のNMRも測定可能です。

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 主な研究設備 

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