農業環境工学分野 環境資源学研究室
農村における資源の有効利用、環境修復保全、新たな再生可能エネルギーの生産に取り組む
地域の生態系を形成する水、大気、土壌、微生物、バイオマスを環境資源ととらえ、資源循環から脱炭素社会や生物多様性に関わる環境資源の保全と有効利用、再生エネルギーの創出、未利用物質・廃棄物の資源化について環境科学の視点から探究しています。さらに、気候変動に関わる環境の修復・保全、災害対策といったグローバルな環境問題を農業農村工学的な視点から解決する教育・研究を行い、地域振興に貢献するとともに国際協力に取り組んでいます。
紹介動画
所属教員
学生の主な研究テーマ
・汚泥や下水からリン資源を回収する電気化学技術の開発
・下水資源を活用した水耕栽培における資源循環システムの開発
・塩田平ため池群落における農業水利特性とUAVを活用した生態系評価
・食品廃棄物を燃料とした微生物発電システムの開発
・天竜川流域における地域環境変化が水利用に及ぼす影響と再生可能エネルギーのポテンシャル評価
・有機性廃棄物を使用したメタン発酵の促進技術の開発
・水質浄化における微生物の作用機構
・土壌の化学性・物理性・力学性と植物生育との関係
・水田からメタン放出を低減させる竹炭を用いた手法の検討
・籾殻炭を用いたケイ酸カルシウム水和物の製造法の確立
・土壌における太陽電池を用いた電気化学手法による可給態リン酸の生成
FREE TALK
研究室に入ってみて感じたこと
・思ったよりカジュアルで勉強などが捗りそうな環境だと思いました
・"どういった内容の研究を行っているか分からく不安だったが教授の先生方が優しく親しみやすいので安心した。
・教員が手厚く面倒をみてくださるので卒論や研究など安心できると感じた。
・いろんなイベントがあって充実しています
・思っていたよりも土壌に関するとが多くて以外だった
・実験が少なかったので人と関わる事がなかったですが研究室活動を通じて人と関わることができてよかった。
・先輩方や先生に様々なことを教わることが出来嬉しい。土壌について実験ができ有意義だと感じた。
・土壌実験と一言で言っても1つの実験で様々な工程があり楽しい。
・先輩方などの距離感があまりない
・学ぼうとする意欲を感じる
研究室で学びたいこと
・水質浄化に関することを学びたい。
・経済的に力になること、環境問題を解決するなにか、土質について、
・"卒論において重要なこと、調べておくことを知っておきたい。
・土壌の性質や土壌中に含まれる微生物やものがどのように農業にかかわるのかを知りたい。"
・微生物燃料電池についてさらに知って研究したい。
・土壌関連について学びたいです
・土壌と植物の育成の相関
・バックトゥーザフューチャーのデロリアンがゴミ燃料で走っていたため、その仕組みを学びたい。
・農村と生態系や自然に関すること
・もともとはバイオマスエネルギーについて興味があり、研究したい内容だと思っていました。今も興味はありますが、今なお研究が続けられている持続可能なエネルギー開発についても学びたいと思っています。
・農村環境について学びたいがまだ具体的にテーマ決まっていないため今後の実験などを通じて考えていきたいです。
・ここでしかできない、研究をしていきたい。農業の発展に携わりたい
・良いレポートの書き方、土壌の流出について詳しく学びたい
・農業土壌だけでなく普通の土についても詳しく学んでみたい。
・バイオマスによる次世代エネルギーについて
・実習を重点的にやりたいです。
・就職活動および就職先の推薦
・それぞれの土壌の性質や細かな違いについて学んでみたい
環境資源学研究室について
この学科は研究室活動が強制ではなく、研究室に所属することは個人の選択の自由とされているなかで、私はこの研究室に所属したことによりさまざまな貴重な経験・知識を得ることができました。先輩から教わりながらの実験のお手伝いなどこの一年間の研究室活動のなかで私は「農業用水路の騒音問題と軽減対策」に関する研究を卒業論文研究として選びました。先輩から引き継いだこの研究は水路における流水による騒音問題というあまり私たちにとって馴染みのない問題を対象にしています。ただ、流水音を下げるだけということは一見簡単なことのように思えますが、実際に先輩の研究をお手伝いさせて頂いたなかで非常に奥深く、そして理論的にかつ問題の根本的な解決を図ることが非常に難しい研究だということがわかりました。自分にとってこの研究は大きなチャレンジではありますが、それでも大きなものを得ることができると確信しています。自分の大学生活の集大成として、この研究室でこの高いハードルに挑みたいと思います。
卒論の内容について
準備中