動物分野 動物分子生物学研究室
脳・神経系の発達、および記憶・感情などの脳機能制御の分子メカニズム、またそれらの破綻を起因とする脳疾患の分子病態の解明をめざす。分子生物学、分子遺伝学、行動薬理学、イメージング、およびiPS細胞関連技術などの多彩な手法を用いて基礎神経科学研究を展開するとともに、脳機能と食糧・環境との関連性に注目した応用的研究も実施する。
KEYWORDS
脳神経科学、記憶・学習、精神社会活動、遺伝子改変マウス、疾患iPS細胞
農学系で行う本格的な脳科学研究
脳・神経系の発達、および記憶・感情などの脳機能制御の分子メカニズム、またそれらの破綻を起因とする脳疾患の分子病態の解明をめざす。分子生物学、分子遺伝学、行動薬理学、イメージング、およびiPS細胞関連技術などの多彩な手法を用いて基礎神経科学研究を展開するとともに、脳機能と食糧・環境との関連性に注目した応用的研究も実施する。
所属教員
学生の主な研究テーマ
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In silico解析を用いた脳疾患モデルマウスの分子病態解析
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iPS細胞における時計遺伝子のリズム性発現解析
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自閉スペクトラム症関連遺伝子と大脳皮質神経発達の関係性の解析
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脳疾患モデルマウスのメタボローム解析
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社会的コミュニケーション様式と栄養素との関係性の解析
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脳疾患モデルマウスの記憶能力の解析
FREE TALK
夏の恒例行事 研究室旅行
私たちの研究室では、毎年夏に研究室旅行に出かけます。行先や旅行中のイベントは研究室の学生が中心となって決めます。ここ数年では、尾瀬や熱海、伊香保などに行きました。旅行先では、観光名所に行って観光名物をみんなで食べたり、ハイキングをしたり、温泉に入りに行きました。また、宿泊先の施設では、研究室メンバーを数チームに振り分けて、サッカーなどのスポーツ大会も行い、汗と笑いの時間を楽しみました。この大会をきっかけに、普段話したことがないような先輩や同期、後輩とコミュニケーションをとることができるので、今後の研究室活動を行う上での親睦がより深まります。その他にも、「バーベキュー」や「花火大会」、「笑える肝試し大会」など、この旅行には盛りだくさんのイベントが詰め込まれています。
動物分子生物学研究室の雰囲気
当研究室の大きな魅力は、充実した研究設備が整っている研究棟(サイエンスポート)の中で、研究室のメンバーや先生方と活発にディスカッションを行いながら、自分の研究に没頭できるところです。定期的に行われている研究室ゼミでは、最新の脳研究に関する英語の学術論文を紹介する機会があり、自身の英語力、知見を深められるだけでなく、質疑応答の仕方や社会で必要となるプレゼンテーション能力のスキルアップを行うことができます。また、研究発表会後のお疲れ様会、夏旅行や忘年会など、研究室の学生と先生が親睦を深める機会が多いのも当研究室の魅力の一つだと感じています。