国際バイオビジネス学科
世田谷キャンパス
国際バイオビジネス学科は、世界的に巨大な市場である農林水産業・食料関連ビジネスを対象として、食料の生産、加工、流通、販売にかかわる経営組織や経営管理、情報処理、マーケティング、経営戦略などを学び,国内外で広く活躍する人材を養成しています。
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国際バイオビジネス学科・研究室動画
模擬講義
活躍するOB・OGたち
学科基本情報
バイオビジネスのバイオとは、世間一般が認識している遺伝子レベルのバイオという意味ではなく、人間の生存に関わる食料としての生物(作物、家畜、水産物等の動植物)を意味します。すなわち、バイオビジネスとは、人間の生存に欠かせない食料や、さまざまな生物由来資源に関するビジネスのことです。
国際バイオビジネス学科では、国際的な感覚を持った農業・食品系企業の経営幹部や経営の中核を担う、食料の生産、加工、流通等にかかわる経営管理やマーケティング、情報処理などの知識を身に付けた人材の養成を目標としています。具体的には、以下の項目を実現できる人材の養成を目指しています。
- 修得した知識や経験を活かし、新たな商品企画・開発を通じて市場開拓を実現できる人材。
- 培ったコミュニケーション力や表現力を駆使し、新たな製品・サービスの特徴や強みを提案することができる人材。
- 修得した知識やスキルを応用し、組織内の経営戦略や財務管理を担うことができる人材。
- 培った論理的思考力や課題探求力を発揮し、既存ビジネスにおける課題の発見・解決やコンサルティングができる人材。
教員・研究室紹介
経営・情報分野
マーケティング戦略分野
PICK UP
2年次
必修
バイオビジネス経営実践論
「東京農大経営者フォーラム」において経営者大賞を受賞するなどした企業経営者による授業です。講義と質疑応答を通して、実際のバイオビジネスへの理解を深めます。経営の苦労、成功のノウハウ、困難や課題の克服法などを実践的に学ぶことができます。また同フォーラムの開催当日には、新たに経営者大賞を受賞した方々の記念講演を聴き、バイオビジネスの成功事例を学びます。
2年次
必修
バイオビジネス実地研修(一)
2年次の夏休みを利用して食料の生産・流通・加工・食品関連企業の現場を実体験します。研修は、国内は北海道から沖縄までの9地区で1~2週間。海外はフィリピン、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの4ヵ国で2~3週間。本学卒業生が経営する農場などを主体に研修をおこないます。学生は1年次の12月に1ヵ所を選択し、2年次の4~7月の事前学習を経てから参加します。
3年次
必修
バイオビジネス経営学演習
この科目は、アグリビジネスやフードビジネスの現場で実際に起こった経営課題を題材として、学生自身が経営者の立場に立って問題解決の意思決定を下す訓練を繰り返す授業です。世界各国のビジネススクールで採用されているケースメソッド教育を用いて、グループ討議やクラス討議など学生の発言と議論を中心に授業を進め、将来の経営者としての能力向上をめざします。本学科の教員5名で担当します。
卒業後の進路
大学院との連携
国際バイオビジネス学専攻 博士前期・後期課程
国際バイオビジネス学専攻は、食・農・環境およびバイオマスエネルギーの生産、加工、流通などに関わる経営組織体(バイオビジネス)に関する実践的な教育研究を行い、高度な専門知識および国際教養、倫理、言語能力と人間力を備えた専門家として国内外でバイオビジネスの持続的発展に貢献する人材の養成を目的とします。