マーケティング戦略分野 マーケティング研究室
バイオビジネスのマーケティング戦略を探る
マーケティングとは、「売れ続ける仕組み」をつくることである。具体的には、顧客の視点で物事を考え、どのようなニーズがあるのかを調査し、それを満たすような商品やサービスを開発し、効率よく特徴を顧客に伝え、購入や利用を促す活動全般をマーケティングという。いまやマーケティングの考え方は、単に商品やサービスの販売促進のための方法論にとどまらず、企業戦略や経営戦略の中心となる重要な概念となっている。また、消費者の嗜好が反映されやすい食品を中心とするバイオビジネス分野では商品開発にあたってマーケティングのアプローチが出発点となっている。当研究室では、商品開発に必要となる消費者行動分析や科学的なマーケティングリサーチ、マーケティング思考に基づく経営戦略・事業戦略・商品戦略の分析・企画・立案、さらにこうした人材の育成手法開発など幅広い分野を対象としたバイオビジネス分野のマーケティングに関する研究を進めている。
所属教員
金 東律 助教
研究テーマ
データドリブン農業経営のマーケティング能力に関する研究
半杭ゼミ 学生インタビュー
小野寺 未紗
国際バイオビジネス学科
マーケティング研究室 半杭ゼミ
長谷川 廉
国際バイオビジネス学科
マーケティング研究室 半杭ゼミ
1.半杭ゼミは今年からスタートしました。ゼミに入った印象は?
小野寺 楽しいよね。みんなキャラが個性的で。みんな仲いいんだなって思ったなあ。
長谷川 楽しい。このゼミってみんな休まないじゃない?
小野寺 そう。いいゼミだなって。
長谷川 新任の先生だから授業も受けたことないし、正直いって不安もあったけど。
小野寺 やっぱりやりたいことがあったから思い切って選んだんだけど。入ってよかったよね。
2.半杭先生ってどんなひと?
小野寺 優しいよね。
長谷川 質問しやすい。
小野寺 あー、わかる。
長谷川 学生の部屋にいて、ちょっとわかんないこととかあった時に質問すると、先生が自分の仕事を一旦止めて質問にちゃんと答えてくれるから。
小野寺 ほんと話しやすいよね。若いし。私、短大のときの先生は質問しても答え方が専門的過ぎてわからなかったままにしちゃってたことがあるんだけど、半杭先生は、かみ砕いてわかりやすく言ってくれてるなって思う。
長谷川 先生って誰かがいなかったりすると、ゆっくりめにやったり、その人に合わせて戻ってくれたりするでしょ?
小野寺 そうそう。それがすごいうれしい。
3.普段のゼミはどんな感じ?
長谷川 このゼミに入ったのは農業に興味があって、農産物のマーケティングを勉強したかったからなんだよね。どうしてこのゼミに入ったの?
小野寺 私が短大から編入したのもマーケティングがやりたかったから。将来は商品企画とかそういう仕事に関わりたくて。
長谷川 マーケティングって何となくイメージはあったんだけど、ゼミで勉強してはっきりした感じかなあ。
小野寺 前期では、企業戦略とか広くマーケティングのことをやって、後期はマーケティングリサーチ。
長谷川 マーケティングリサーチはパソコン使って計算がつがつって感じ。数字がたくさん出てくるよね。
小野寺 私はマーケティング1年生だから、こういうこともマーケティングなんだって、そこからでした。リサーチは難しいなあ。
長谷川 それは俺も想像と違ってた。でも、テキストにせんべいの消費者リサーチが出てきたんだよね。良く知ってるせんべいのポジショニングマップを作るんだけど、自分の印象と別に新しい発見があって、そういうのは面白いなあって思う。
4.最後に一言
小野寺 私の場合は短大に入ってから自分がこういうことをやりたいんだ、って気づいたんです。だから、これから大学を選ぶ人は、自分で範囲を決めてしまわないで、色々なことを見た方がいいと思う。
長谷川 農大ってほかの大学にはない醸造とかがあって、友達からいろんな話が聞けたり、他学科の聴講とか勉強の幅が広がるよね。
佐藤(通りすがり) 学校を見にくるといいよね。自分の場合は学祭を見に来たりして、農大のほうが圧倒的に面白くて、第一希望を農大に変えたくらい。
長谷川 来月のゼミ旅行も楽しみです。