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無毒タンパク質が無毒でないことを発見【食品香粧学科の研究】

2016年8月17日

ボツリヌス毒素複合体の無毒タンパク質が実は無毒でなかったことを発見

生物化学研究室の宮下慎一郎さん(博士後期課程修了・現在ハーバード大学医学大学院博士研究員)と相根義昌教授らは、ボツリヌス毒素複合体を形成する”無毒”タンパク質が実は無毒ではなく、空胞化毒素である可能性を見つけ、その論文がScientific Reportsで発表されました。

ボツリヌス毒素複合体

ボツリヌス毒素複合体

ボツリヌス毒素は、毒性を持つ神経毒素(BoNT)と”無毒”のタンパク質が結合した複合体タンパク質です。今回、この"無毒"のタンパク質がラットの小腸に対して毒性を示すことを初めて見出しました。さらに培養した小腸上皮細胞に対しても毒性を示します。

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