オオカナダモは環境省の「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」の重点対策外来種に指定されております。しかし、生育旺盛で耐陰性なども高いことから、なかなか効率的な駆除方法が開発されていない外来種の1つでもあります。また、近年では、在来種への影響のみではなく、農業用水路内のオオカナダモによる通水阻害や局所的な溢水など農業・防災の面でも問題視されるようになってきました。こうしたオオカナダモの問題に対して、地域創成科学科の教員の力を合わせて駆除方法を開発した事例を紹介します。

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• 保全生態学研究室　浅井　俊光 准教授