東京農業大学

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持続可能な循環型社会の再構築を担う人材を育成

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〔2020〕文化産業・観光計画論

2020年11月25日

地域創成科学科の3年生の科目『文化産業・観光計画論』のご紹介を致します。

〇講義情報

 開講学年・学期・時限等:3年生 後期 火曜2限(10:40~12:10)

 担当教員:町田怜子

〇講義内容

 本科目は、地域の社会問題を解決へと導き、地域に根ざした豊かな暮らしを創成する考え方・フレームワークを取得し、地域全体を豊かにする観光の考え方、計画立案を到達目標としています。具体的には自然、歴史、文化から地域をみつめ、地域社会(生活者)が主体となった地域資源を活かす地域創成の手法を最新の観光施策、具体事例を提示しながら解説しています。

 コロナ禍でオンデマンド配信の授業となる中、東京農業大学がある世田谷キャンパスと、世界農業遺産である能登の「里山まるごとホテル」(世界三大デザイン賞であるRed Dot Awardを受賞)をリモートワークでつなぎ、持続的な観光地のあり方を学生との反転授業により展開しています。

その他、災害からの復興を果たす観光の役割や、地域のリーダー像とその仕事をアクティブ・ラーニングの手法を用いて学んでいます。

写真1 リモートでつなぐ観光の現場を学ぶ(世界農業遺産能登:里山まるごとホテル)

〇本科目で目指す技術・知識ならびにヒューマンスキル

1.技術・知識(テクニカルスキル)

 ① 観光に関する基礎知識

 観光の考え方、観光の地域創成、観光資源と観光対象、ホスピタリティ

 ② 観光地理学の視点

 地域資源の掘り起こし、観光地化に伴う地域変容の考察

 ③ 観光行政に関する知識

 ④ マーケティングの考え方、基礎知識

2.ヒューマンスキル

 ・地域のビジョンを他者に伝える表現力、説得力

 ・地域の目標、コンセプト、ビジョン、戦略を策定する能力

 ・地域外の多様な主体と連携する能力

 ・人的ネットワークを培う能力

 ・新しいことにチャレンジできる力

写真2 熊本地震からの創造的復興の事例 観光から防災教育の展開

〇本科目を受講した学生の声(2020年)

  • 【学生A】まるごと里山ホテルの講義で、「観光地」ではなく「関係地」という言葉があった。まるごと里山ホテルで過ごす時間の中で、人と人とのつながりや、人と自然との関わり方を改めて感じることができることがわかった。そこで感じた里山の暮らしの豊かさをシェアする場所をつくることによって、それを実践する人を増やしてより持続可能性の高い、豊かな社会をつくることができると思う。現在のコロナ禍で、人と人とのつながりがより貴重なもので大切になってきていると思う。なかなか人と直接コミュニケーションがとりづらい状況で、一瞬の関わりの中での感動体験は心の支えになると思う。
  • 【学生B】コロナウィルスの影響や近年の移住者増加傾向から、農山村地域の生活を体験する形での観光の需要は今後高まると考える。実際の移住に比べハードルが低く、旅行先を選ぶ際に混雑した観光地を避けるという点でも、農山村地域における地域体験型の施設は新しい観光の形や地方創生にとって重要な位置付けになると考える。そのためにも、地域体験と安全性を両立させ、気軽に訪れる事ができる施設や既存の施設の利用方法の考案ができるようになりたいと感じた。

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