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持続可能な循環型社会の再構築を担う人材を育成

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〔2018〕地域創成総合実習(一)②

2019年2月28日

川場村での地域創成総合実習(集中講義)

 前回(小谷村での地域創成総合実習(一))から、約1ヶ月後に、群馬県利根郡川場村にて実施された地域創成総合実習(集中講義)について紹介いたします。川場村では「動物・昆虫」と「植物・植生」、「農地・水」、「景観およびヒアリング調査」の4つのテーマを中心に調査・学習しました。今回は、その内の「植物・植生」と「農地・水」を中心に紹介します。

「植物・植生」では、主に川場村太郎地区における景観構成要素としての植物的自然のとらえ方を学ぶため、植生・植物の観察と記録(簡易的植生調査)立地環境・土地利用と植生配分、代表的植物を知ることから始めました。水田や畑地など農地に多い草本類を丹念に観察していきます。その後、「腊葉標本(さくようひょうほん)」作りに挑戦します。いわゆる、押し葉標本なのですが、学術的な標本として完成させるためには、しっかりとした手順を学ぶ必要があります。ここでは、「圧力をかけながら乾燥させる」という最初の工程について、学んでいきます。

 また、同時に採取した植物の種名を明らかにする「同定」を行わねばならぬのですが・・・こればかりは、経験と深い知識が必要で、一番難しいところでもあります。プロフェッショナルには一日ではなれません。

 「農地・水」では、農業用水路の取水口から農地に至るまでの水路網調査、流量観測、水質調査を行うために、地形図や航空写真からは確認し難い農業用水路について、太郎地区内の全ての農業用水路を探し出し、地形図にプロットしていくところから始めました。時には水路の上を完全に草本類に覆われていたりと非常に大変な作業です。

 その後、各班に分かれ、任意の地点の流量や水質データを取得し、取水口から農地までの変化について記録していきます。

 このように、地域創成総合実習の集中講義では、1年次に地域フィールド演習(一)(二)等で学んだ技術を駆使して、実際にフィールドでデータを3日間かけて取得します。その後大学にて、毎週、地域特有の課題を解決するためのマスタープランづくりに取り掛かっていくのです。

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