東京農業大学

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原子・分子から
生命・生態系を化学する

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等身大の自分で一番頑張れる場所が農大だった

久保山 恵未 さん

2018年4月 大学 入学
2022年3月 大学 卒業
2022年4月 大学院修士課程 入学
2024年3月 大学院修士課程 修了

先生や仲間とディスカッションしながら研究に打ち込む

私が所属している分子設計学研究室では、毎日思う存分、研究をさせていただいています。私のやりたいことを全面的に応援し、背中を押してくださる3人の先生、いつでも相談に乗ってくださり、積み上げてきた知識と経験から、的確なアドバイスをくださる院生の先輩方。そして毎日励まし合い、刺激をくれる同期の仲間たち。朝、研究室に入ると、今日も頑張ろう!と思える、そんな自慢の研究室であり、とても恵まれた環境だと感じています。

実験の流れとしては、フラスコに必要な試薬や溶媒などを入れ、反応の進み具合を観察します。その後化合物の生成が確認できたら、それを精製、分析し、目的の化合物であるかどうかを確認します。研究を始めた当初は、実験装置や分析機器に触れることがほぼ初めてだったので、慣れないことも多く、実験がスムーズに進捗しない日々が続きました。でも約1年過ぎた今では、実験操作に余裕が生まれ、反応が少しずつ進み、収率も向上したことで、手応えが実感できるようになってきました。一つずつ積み上げたものが目的の化合物にたどり着くことを信じて、これからも研究活動を頑張りたいと思っています。

 

研究者になる夢と、理科の先生になる夢。二つの夢の実現が頑張りの原動力!

私は小学生の頃から、理科の先生になりたいという夢をもっていました。東京農大は理系分野に非常に強いため、研究に打ち込みながら、教職課程も履修できることが魅力のひとつでした。また私が選択した分子生命化学科は新設された学科であったため、新しいことが学べるとも思いました。入学後に化学の領域を学び始めると、医薬や農薬、香料などの化学業界で研究者として働きたいという目標も見え、自分の未来や視野が大きく広がった気がしています。

さまざまな人と出会うなか、農大で過ごした素敵な時間が私を大きく成長させてくれました。そして背伸びしすぎず、等身大の自分で一番頑張れる場所がこの大学だと感じており、その思いをもって大学院へ進学することを決めました。私の決断をいつも応援してくれている家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

分子設計学研究室

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