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原子・分子から
生命・生態系を化学する

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生命・生態系を化学する

名古屋市立大学大学院 医学研究科衛生学教室との共同研究成果がアメリカ化学会の発行するJournal of Agricultural and Food Chemistry誌に掲載

ヒトにおける化学物質ばく露を網羅的に評価するために質量分析データのライブラリを作成する必要があります。そこで本研究では、多様な殺菌剤を例として、それらのヒト尿中代謝物を同定するために、先ずマウスに様々な殺菌剤を投与して尿中の代謝物データを得て、それらをヒト尿中でのデータとマッチアップさせることでデータライブラリーを構築することに成功しました。このような方法で様々な化学物質の尿中代謝物ライブラリーを作成することで、予め決めた分析対象物質だけではなく多くの化学物質の尿中代謝物を同定し、ヒトがどのような化学物質にばく露されているかを網羅的に評価することが可能になります。

なお、この研究は環境保全機構環境研究総合推進費によるサポートを受けました。 https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.jafc.4c02339

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