収穫祭で食料環境経済学科の展示が「金賞」を受賞しました!
2022年12月26日
十月二十八日(金)~三十日(日)の期間、対面での収穫祭が三年ぶりに開催されました。食料環境経済学科は収穫祭では例年、一教室を借り、全研究室の研究内容についてパネル展示・発表すること恒例としてきました。この準備・運営は、学科の学生親睦団体である農経会が中心となって行います(登録上の主催者名は食料環境経済学科研究室会)。この企画は、過去二年間は、コロナ禍のためにオンラインで行いましたが、今年は三年ぶりに実際に教室にパネルを展示して開催することができました。学科の六研究室それぞれが、学生達が主体的に研究してきた研究成果をパネル十枚で展示し、これ以外にも山村再生プロジェクト学生委員会、六つのブリッジ(学生×社会 共創プロジェクト)団体がパネル一枚で活動を紹介しました。以下、多彩にして意欲的な研究を行った各研究室の研究テーマとキーワードを要約してご紹介します。
〇消費行動研究室・・・消費行動と地域愛着(地域ブランド、関係人口)
〇食料経済研究室・・・持続可能な食を考える(こども食堂、食生活と食育、フードシェアリング、カンボジアと貿易)
〇フードシステム研究室・・・地域振興とご当地バーガー(ご当地グルメ)
〇農業経済研究室・・・家族農業経営における農業労働と家事の役割分担
〇地域社会研究室・・・地域景観を活かした観光振興(観光資源、地域創生)
〇環境経済研究室・・・ダイナミックプライシングによる食品ロス削減、規格外野菜、飲食店による地産地消、企業のSDGs達成とESG
この展示が高く評価され、文化学術展の学長賞・文化の部で第一位の「金賞」を受賞しました。半年以上の時間をかけて研究してきた学生たちの努力も報われました!
収穫祭本祭の翌日は、こちらも三年ぶりの開催の体育祭です。学科統一本部を中心に競技と応援に力を注ぎました。食料環境経済学科は「総合五位」の成績となり、こちらでも表彰されました!
収穫祭本祭、体育祭のどちらも新型コロナウイルス感染対策のために制約の多い開催ではありましたが、本学科の学生達は存分にそのパワーを発揮してくれました!
〔『農大学報』第155号(2023年1月1日発行)から転載〕
文化学術展でのパネル展示の様子
研究成果を熱心に説明する学生
パネルの前で
即売店も出店しました(農経会の即売店)
体育祭出場者で記念撮影