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「2022年度実践総合農学会 秋季大会」において消費行動研究室の研究が優秀研究発表賞(学生部門)を受賞しました!

2023年1月12日

 実践総合農学会は、実学の高度化を模索する学会として、多くの人に開かれた創造的学術活動で食農と環境のネットワークを広げてきました。2022年度の実践総合農学会の秋季大会については、Zoomでの開催となりました。

 12月10日(土)に行われた個別研究報告において、食料環境経済学科消費行動研究室の研究「都市部住民の農産村地域への愛着に関する規定要因の解明―都市部での農産物販売イベントデータを用いて―」が優秀研究発表賞(学生部門)を受賞しました。受賞理由は、東京駅や大宮駅で開催された農産物販売イベントデータを分析しており、全国各地で展開されている地方物産展やアンテナショップにも示唆を与えること等が認められました。初めての学会発表にも関わらず、このような成果を修められた背景には、研究室全員の弛まぬ努力と協力がありました。

 消費行動研究室では、3年生を主体として、1年生や2年生と協力しながら、今年度は、徳島県上勝町、福島県大玉村を事例に「消費行動が農山村地域への地域愛着に与える影響に関する研究」を行ってきました。この研究を進めるにあたり、ヒアリング班、農山村地域住民アンケート班、都市部住民アンケート班の3班に分かれて作業を分担しました。それぞれの班では、猛暑の中、徳島県上勝町や福島県大玉村でヒアリング調査を行ったり、現地の農産物直売所や都市部で開催された農産物販売イベントでそれぞれ100名程度に対面式でアンケート調査を行ったりしました。

 昨年度に引き続き2年連続で同賞の受賞となり、今後も消費行動研究室の活動から目が離せませんね。

  • 〇中村達稀・〇柴山沙羅・宇部慎二・安藤充紀・今浦佑真・ 新井生織・菊島良介・大浦裕二・藤森裕美 〇は報告者。

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