東京農業大学

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食を通じてより良い社会を実現する「食のディレクター」を育成

学生研究室活動の成果を現地で発表

2019年8月2日

1.研究テーマの設定

食料環境経済学科の研究室では、毎年、学生主導で研究テーマを設定し、秋に行われる収穫祭の文化学術展にて研究成果を発表しています。
農業経済研究室は、2018年度の研究テーマを「集落営農法人における経営発展の要因と効果 -滋賀県の一集落一農場型集落営農法人の取り組みから-」とし、1~3年生の室員18名で研究を進めました。集落営農についての理解を深めるところから始め、先行研究の分析、調査地の策定、調査票の作成、現地ヒアリング調査(6月・8月)、論文の執筆、展示用パネルの作成等を行い、収穫祭で研究成果を発表しました。
本研究は集落営農法人の経営発展を①法人化、②複合化、③事業多角化とし、これら3つの要因と効果を明らかにすることで、集落営農の今後の経営展開の方向を検討することを目的としています。

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集落営農法人でのヒアリング調査

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環境保全に取り組む農地を見せてもらいました 先生がすっかり学生に馴染んでいます(左から3番目は農家さん)

2.県・団体主催の研修会での報告

2018年度は、収穫祭での展示発表だけでなく、調査地とした滋賀県の東近江地域に研究成果をお伝えしたいという思いから、2019年2月に行われた平成30年度地域農業農村活性化推進研修会での発表の機会をいただきました。 研修会には、市町、農協、土地改良区など地域農業を振興する機関・団体のみなさま、そして本研究で調査にご協力いただいた集落営農法人の方々が参加しました。発表後には、集落営農法人の方から、集落営農に携わる次世代のメンバーをどう確保していくかが課題となっていると意見のほか、東近江農業農村振興事務所の方からも貴重なご質問をいただきました。主催者の方は、「このような研修会で大学生が発表することは珍しいが、とても充実した内容で、参加者には良い刺激になった」と言ってもらえました。

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2月に行われた報告会の様子

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収穫祭で展示したパネルの1枚目 論文と違い研究内容が一目で伝わるよう工夫を凝らしています。

3.研究室活動を振り返って

研究室活動は、学生が論文の執筆方法や研究分野について学ぶことを一番の目的としています。しかし、研究成果を一般の方々や農業関係者の方にお伝えし、それが農業の現場や地域のお役に少しでも立つこととなれば、こんなに嬉しいことはありません。ご指導いただいた先生方や、調査にご協力いただいた地域の方々がいらっしゃるなかで、「自分たちの勉強になっておしまい」にするのではなく、「学んだことを活かしていく、地域に還元していく」ことを、研究を通して行える研究室活動は、大変貴重な経験になりました。

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オープンキャンパスで昨年度の研究を受験生に説明

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調査地が琵琶湖の近くだったので東京へ帰る前に見に行きました。夕陽が綺麗!

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