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エミューオイルの抗炎症作用のメカニズムに迫る【食香粧化学科の研究】

2018年3月9日

エミューオイルがマクロファージの炎症作用に及ぼす影響を解明

エミューオイルが、炎症反応を軽減することは古くから知られていました。しかし、そのメカニズムはあまりわかっていませんでした。化粧の化学研究室の丹羽光一教授と総合研究所の宮下忠芳客員教授(株式会社DHC主席顧問)は、炎症の初期反応を誘導したマクロファージへのエミューオイルの影響を調べました。


エミューオイルの炎症作用への影響

エミューオイルの炎症作用への影響

マクロファージは、体内に細菌などの異物が侵入するとこれを食べることで除去します(貪食作用)。これを引き金とし、一酸化窒素(NO)やTNF-αなどの炎症物質を産生し、さらに体内に侵入した異物を除去するよう働きます。しかし、過剰な炎症物質は、正常な細胞を攻撃することとなり、体内に炎症を引き起こします。エミューオイルは、貪食作用を抑えることなく、炎症物質の産生を抑制することで炎症を抑える働きがあることが解明されました。

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