生産支援分野 ポストハーベスト学研究室
生産者が心を込めて育てた果物、野菜、花、穀物などを、消費者までしっかり届けることは意外と難しく、日常的に多くのロス(無駄)が生まれている。「もったいない」を合言葉に、農作物を新鮮な状態に保ちつつ消費者まで運ぶ技術の開発と、その原理の解明に取り組んでいる。「ポストハーベスト」は訳すと収穫後。収穫後の品質保持という視点から農業と向き合う研究室で、農学科の中ではもっとも消費者に近い位置にある。農(生産者)と食(消費者)の懸け橋として、ポストハーベストテクノロジー=収穫後技術を開発する意義は、ますます大きくなってきている。
KEYWORDS
鮮度保持、食品ロス、カット野菜・フルーツ、長くおいしく美しく、農産物輸出、農と食の架け橋、切り花
果物、野菜、花、穀物などの「アンチエイジング」革命
作物の収穫後の延命、すなわち鮮度を長く保つための諸条件を、生理・生化学的観点から解明し、生産者が丹精して育てた果物、野菜、花、穀物などを、とれたての状態、あるいはとれたて時以上の品質で消費者に届けるシステムを開発している。「ポストハーベスト」は訳すと収穫後。収穫後の農作物の品質を保持するためにはさまざまな技術が必要である。農(生産者)と食(消費者)の懸け橋として、ポストハーベストテクノロジー=収穫後技術を開発する意義は、ますます大きくなってきている。