園芸生産分野 花卉園芸学研究室
メイク・ドリーム!花卉生産と利用の科学
花卉(かき)は観賞植物と同義語で、対象となる植物の種類は極めて多い。花卉学は観賞植物の科学であり、観賞植物の形態、生理・生態学的な特性について研究をおこなう。すなわち、花卉の生産と利用に関するテクノロジーの開発であり、基礎理論に基づいた生産のシステム化について研究する。主な研究テーマは観賞植物の花芽形成や開花に対する温周性・光周性の作用と植物調節物質の効果、インテリア環境における植物の弱光に対する耐性、組織培養による観賞植物の増殖(ミクロ繁殖)などである。
所属教員
学生の主な研究テーマ
・オリエンタル系ユリ‘カサブランカ’の氷温貯蔵後における予冷期間ならびに地上部の状態が
上根に及ぼす影響
・ミニバラ種子の発芽に及ぼす低温およびジベレリン処理の効果
・コスモスの切り花の品質保持期間延長のための処理方法の検討
・バラ切り花の品質保持期間に及ぼす強酸性電解水処理の影響
・ベゴニア・シレテンシスの植物成長調節剤を用いた葉挿し繁殖
・トルコキキョウの前処理、中間処理の違いによる鮮度保持
・シュッコンスイートピーの長日下における実生苗およびドイツアザミの開花に及ぼすBAと
GAの混合処理の影響
FREE TALK
研修旅行の感想
湿地性カラーの生産者の方の栽培方針は「暖房なし」「農薬なし」で、あの状態からどのような栽培が行われたのかもっと詳しく知りたいと思った。アジサイ生産者の方の「秋色アジサイ」はとても見事で感心しました。
研究室の思い出2
実験や観察をしていると、楽しくなってしまい、時が経つのを忘れ、あっという間に外が真っ暗・・・。そんな事がしばしばあり、先生方にはご迷惑をおかけしました。しかし最後まで面倒を見てくださり、本当にありがとうございました。
研究室の思い出1
私がこうして卒業できるのも、みなさんの寛大さのおかげです。先生方はもちろんのこと、後輩も含め、いい仲間に出会えたことに感謝します。本当にありがとう!みんな大好きです。