農業でつながる人と人 ~一人ひとりの個性を生かし支えあう地域づくり~
2021年8月4日
(保全生態学研究室・地域環境保全学研究室・地域環境工学研究室・地域デザイン学研究室)
農福連携とは障害者等が農業分野での活躍を目指した農業と福祉との連携を図る取組です。
農福連携は、人々の生きがい創出だけでなく、農業分野で新たな担い手確保としても期待されています。
そこで、本プロジェクトでは
①農業の担い手不足解消と人々の生きがい創出に向けた農業と福祉のマッチング研究 農家や福祉事業所へのヒアリング
(地域デザイン学研究室・地域環境工学研究室)
②日本の農業従事者における慢性的な運動器疾患に関する研究
(地域環境科学部身体教育学研究室・地域デザイン学研究室)
③ドローンやMMSを用いた農福連携を実施している農地の環境条件・立地条件の調査研究(地域環境保全学研究室)
④農業と福祉の観点から、作業がしやすく且つ収益性が高い農作物を生産するための排水改良等の土壌環境調査研究(地域環境工学研究室)
⑤だれもが安心・安全に農業に親しむことができるバリアフリー施工研究(地域環境工学研究室)
に取り組んでいます。
本プロジェクト 科学研究助成費事業「農福連携の加速化を図る農業技術開発と社会包括マッチング支援システムの構築」
また、1年生の地域交流実習では長野県小谷村の地域住民の皆さんと農福連携の地域づくりについて意見交換を行いました。(保全生態学研究室)
その他、東京農業大学と東京情報大学との共同研究プロジェクト
「Society5.0社会におけるレジリエンス農業の確立に向けた多様な人々の能力を発揮するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)実装の加速化」では、
東京農業大学地域創成科学科、生産環境工学科、農学科、国際食農科学科、東京情報大学総合情報学部総合情報学科の教員と一緒に調査研究を取り組んでいます。