東京農業大学

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生命をつなぐ、「遺伝子」って何だろう。

植物科学の研究から試薬の開発者へ。

番場康介さん

富士フイルム和光純薬株式会社 勤務
2021年3月 農学研究科バイオサイエンス専攻 修了
2019年3月 応用生物科学部バイオサイエンス学科 卒業

入学のきっかけは新たな発見への意欲。

未だ解明されていないことが多い生物学の世界。自身で新たな発見をしてみたいと思い、世界的に見ても最先端の研究設備が整う東京農大へ。当時、iPS細胞の研究が話題となっていたことから、細胞一つでこのような革命を起こすことができる研究開発に大きな魅力を感じ、本学科に進学しました。

研究に邁進する中で感じる大きなやりがい。

干ばつは世界の農業生産において甚大な被害をもたらしています。私は、モデル植物であるシロイヌナズナを用いて、植物が干ばつ耐性を獲得するメカニズムの解明を目的として研究をしていました。日々の地道な研究には苦労もありましたが、一歩前進した時には大きなやりがいを感じたのを覚えています。

研究活動を通して見つけた、進むべき道。

大学生活を通して、研究というものは結果がともなうまで時間が必要であることを実感しました。一方で、適切な試薬を用いることで必要な工程や待ち時間を短縮し、よりスムーズに、且つ高精度に研究を進めることができると知りました。将来は、研究に必要である試 の開発に携わり、人々の生活に貢献する研究を支えていきたいと考えています。ゲノム編 技術や再生医療など最先端の研究において、私が開発した試薬なしでは進めることができない、と言われるような開発者を目指します。

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