東京農業大学

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開発途上国の発展と地球規模の保全を担うパイオニア

農村開発協力研究室

Laboratory of Cooperation for Rural Development

農村の英知に学んだ開発協力を考える

当研究室では国内外の農業・農村開発における村落共同体、農村経営、農村諸組織、人的ネットワーク等の役割に注目して研究をしています。
理論的な学習だけでなく、国内外の農村現場へ実際に訪問し農家や農業関連機関の方との関わりを通して農村の実態を把握しながら、それぞれに研究テーマを発見することを重視しています。

研究テーマ

農村の社会慣行・制度と経済・社会開発、農業経営、技術普及や生活改善、周辺化されてきた人々(女性、高齢者、「障害者」)と農村開発および地域農業の特性・農業構造と特徴について

研究フィールド

東南アジア、オセアニア島嶼地域、日本国内(長野県青木村)

実習地

栃木県こころみ学園、新潟県ひらくの里ファーム、岩手県なかほら牧場など

研究の進め方

事前学習を行う→ヒアリング調査や実習の実施→情報共有とデータの整理・分析

研究体制・活動内容

研究体制

研究班:定期研究会の実施、現地調査の実施
実習班:各地で定期的に実習を実施

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その他の活動について

室員会議
週1回 全体でゼミ活動や実習報告などを通し情報の共有と意見交換を行う
昼食会
週1回 決まった曜日の昼休みに行う

【イベント】新室員歓迎会、流しそうめん、学期末納会、研修旅行 など

フィールド研修・収穫祭文化学術展

こころみ学園実習

◆ こころみ学園概要

所在地:栃木県足利市田島町
支援対象者:15歳以上の成人の知的障害者

研究目的

農業分野における障害者就労と生活の実態を学ぶ

実習内容

ブドウの傘かけ作業、シイタケの原木運び
ブドウの摘果と摘粒

実習を通して学んだこと・感じたこと

農作業はそれほど時間にとらわれずに単純作業を行うものである点から、学園の方々も無理なく行うことができ、これにより日々の生き生きとした生活につながっているのではないかと感じた。

収穫祭文化学術展

◆ 展示題目

中山間地域の課題と展望
~長野県青木村から見るコミュニティの機能~

目的

青木村内に存在するたくさんの村落諸組織の活動内容や実態を把握したうえで、中山間地域が抱える課題解決を考える際に、青木村のコミュニティが果たしている役割について考察する。

調査方法

青木村内の地域団体の方々へのヒアリング調査
文献調査

まとめ

青木村内には村落共同体を基盤としつつ、その枠を越えて活動している機能的な組織が多数存在し、それぞれの組織が必要な役割を担いながら、重層的になっていることが分かった。

長野青木村研修

昨年度の研修

  • 研修回数:6回
  • 時期:6月・7月・8月・9月・10月・2月

研修内容

  1. 農業実習
    (農家、試験圃場など)
  2. ヒアリング,アンケート調査
    (農家、村落組織、道の駅など)
  3. 地域交流
    (祭への参加など)

研修の意義

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