東京農業大学

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開発途上国の発展と地球規模の保全を担うパイオニア

熱帯園芸学研究室

Laboratory of Tropical Horticultural Science

持続的農業をめざして園芸作物を科学する

当研究室では、園芸作物の栽培環境とその生育との関係についての研究を行っています。とくに高温環境下での栽培および収穫後の管理に重点をおいて、その生産性の向上を図っています。そのために、化学調節、組織培養、施設栽培等の特殊技術をも駆使し、研究を行っています。また、熱帯乾燥地帯における農業生産環境の修復に関する実験も行っています。

  • 熱帯園芸作物の生理・生態に関する基礎的研究
  • 環境ストレス下における作物品質の基礎的研究
  • バイオテクノロジーを利用した園芸作物生産に関する基礎的研究

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定植の様子

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トマト実験の様子

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胚成長の様子

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硝酸分解

具体的な研究内容

熱帯園芸作物の生理・生態に関する基礎的研究

植物成長調節剤が園芸作物の生育・収量に及ぼす影響
〇熱帯園芸作物の鮮度保持と保蔵
〇気候温暖化が休眠生理に及ぼす影響

  • エチレン作用阻害(1-MCP処理)を用いた鮮度保持
  • 青葉アルデヒドによる耐暑性付与 など

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1‐MCPを用いた実験

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青葉アルデヒドの実験

環境ストレス下における作物品質の基礎的研究

有機質肥料の機能性
〇湿潤熱帯および熱帯乾燥地における作物生産の阻害要因
水分ストレスおよび塩類集積と作物の生育

  • 乾燥ストレスがトマトの収量および品質に及ぼす影響
  • 日照条件及び温度条件の違いがパッションフルーツの着果に及ぼす影響 など

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乾燥ストレス実験

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パッションフルーツ

バイオテクノロジーを利用した園芸作物生産に関する基礎的研究

植物組織培養を用いた増殖

  • パッションフルーツの無病苗の作出と増殖
  • 属間で交雑した観賞用バナナの耐寒性品種の育成および選抜
  • 花良治ミカンの種苗の大量増殖

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節培養による腋芽の成長

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胚培養由来幼植物体

研究現場

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温室

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圃場

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無菌室

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実験室

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ガスクロマトグラフ
マススペクトロメーター

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学生室

研究活動内容

日々の活動

毎週月曜日 昼休み 昼食会 17:00~  ゼミ

学年ごとの活動

1年生

  • 研究テーマの模索
  • 先輩の実験の手伝い
  • 器具の使い方をマスター

2年生

  • きゅうりの栽培試験
  • 栽培や実験計画の立て方など学ぶ

3年生

  • 卒論テーマの決定
  • 卒論に関する資料収集
  • 研究室活動の中心的存在

4年生

  • 卒論(栽培試験・実験)を執筆

年間行事

行事
4 お花見、新入生歓迎会、卒論計画発表
6 春季研修旅行
7 納会、大掃除
11 収穫祭、OBOG会
12 秋季研修旅行
1 新年会
2 卒論発表会、追い出しコンパ
3 卒業式

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