学生が発信する国際食農科学科

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世界に向けて日本の食農技術・文化を展開

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食農VOICE1号

2022年1月19日

 

食農VOICEとは…

農大生、受験生、さらに農大を超えて多くの方々に食農科学科の情報を学生目線で伝えたいという思いを込めた広報紙です!

インタビュー

山内 淳 教授

マイブームは炭酸水作り!?

ー先生の思う農大の良さはどこですか?

人が優しい所じゃない?教員もそうだろうし、学生さんも良い意味で素直で優しいし。農大に赴任してきたのは5年前で、それまでは外の職場にいました。僕も元々農大生で、農芸化学科の出身なんですが、学位も農大で取ったので当時から10年ぐらいいました。その頃から、基本的に先生と学生との接し方は今でも変わってないですね。人が良いというのも農大の良さだと思います。

ー農大に戻ってきた経緯を教えてください。

以前は国立健康栄養研究所という所に20年ぐらいいて早稲田大学の隣の職場でした。僕が座っている所から授業の内容が見られるぐらいすごい近かったです(笑)。で、食農科ができるっていう年(2017年)に文系理系とか関係なく、ちょっと変わった学科が新設される、という話を頂いて来ました。

ー先生はどんな研究をなさっているのですか?

分子微生物学的な方法を使った栄養素の新しい機能を20年以上研究しています。今やっている仕事の1つは、キャベツ等に多く含まれているビタミンK(血液凝固や骨の形成に必要なビタミン)という脂溶性ビタミンの中のV.K2についてです。V.K2をたくさん摂取すると、あるメカニズムで細胞死という現象が起こります。例えば紫外線が当たったり、有害物を摂取したりすると、細胞のシステムが変化してそのまま放置するといわゆるガンになってしまう。(細胞がガン化する)細胞死とはそういったことを防ぐために、ちょっと障害が当たったな、というセンサーを感知すると自分で自分の細胞を殺してしまうシステムのことです。そのメカニズムの本質というかなぜこんなことが起こるのかなっていうことをメインとしてやっています。

―研究の目的は何ですか?

授業で勉強するような内容というのは教科書に載っていることを勉強するということですよね。で、研究というのは分からないことをやろうとすることが目的です。研究が役に立つかって言ったら役に立たないかもしれないけど、知りたいっていう気持ち、知的好奇心が大前提にあると思います。

―最後にずばり食農学科はどんな学科でしょうか?

 文系と理系が同じ学科に所属して一緒にやっているので、まぁお互いの良い部分を共有できているような気がします。つまり、食農はその大学の中でもすごく特殊な学科で、いわゆる文系と理系が同じくらいの割合でくっついている。こんな学科他にないです。農大にも、たぶん日本中探してもあまりないこういうタイプの。だけど、その理念としては実学主義、さっき言ったようにその人が優しいとか学生が素直とかそういったものが全部共通したものの中にぎゅっと詰まっているからおそらくこれはいわゆる農大の縮図。だから食農科学科がたぶん農大の代表格になる。

僕らそうやって思ってやっている。だから結構無茶してるのよ。授業のカリキュラムとか、教員もそうだし、2年間学生さんたちも隔週で農場行くし、こんな学科ないよ。

各研究室に配属されるとそれぞれの活動をするから、こんな積極的にやってるような学科たぶんあんまりないよ。だから、何を目指して、何をもってモチベーションにしているかっていうと、やっぱり「大学全体の理念をそのまま体現しているような学科にする」ということだと思うので・・・。忙しいんだけど教員、すごい楽しくやってる。大学院もできたし。今は、マスターコース、つまり修士課程だけだけど、来年、再来年にはドクターコースもつくのね。そうすると、やっと学科と大学院までセットにそろって。農大のすごく良いところを全面に押し出せるようになってくるということで・・・。皆、結構楽しみにしていると思います。

―新入生には、迷ったら食農に入ってほしいですね(笑)。

 


望月 洋孝 准教授

マイブームはヘルシー豆腐料理

 

―先生の思う『食農科学科』とはなんですか?

国際食農科学科は新しい学科で、農大の一番良いところをギュッと集めたような学科だと思います。自然科学系と社会科学系が融合して、生産、加工、流通、販売を一体的に学べるというところがすごく特徴的だと思います。農大には23学科ありますがそのいいところが食農に全部入っているような、ほんとちっちゃな農大っていうような感じですね。

―先生が食農科学科に来た経緯はなんですか?

新しい学科が立ち上がるにあたって、既存の学科に所属している先生の中から選ばれるのですが、私も食料環境経済学科から国際食農科学科に、新学科設立に尽力したいということで来ました。

―研究テーマと選んだきっかけなどをお聞きしたいです

研究テーマは授業でもみなさんやっていると思いますけれども地域活性化です。僕自身がずっと研究テーマとして、日本の現状、山村地域の衰退っていう現状がある中で、どうにか活性化させたいという思いから、研究を始めて、今に至っているという感じですね。

―いつその研究をやりたいと思いましたか?

もう、10年以上前だよね。29歳の時に大学院で博士号とって...。それまでは農業貿易、フェアトレードを中心にやっていたけど、海外の貧困問題とか国内の地域活性化っていうのは結構リンクしているところとかもあって、現場に行きたいっていう欲求もあったから、なかなか東南アジア諸国とかメインフィールドのフィリピンってちょくちょく行けない所もあったし。まずは足元の日本の地域活性化っていうところをしっかりやってみたいなと思って、この10年くらいやっています。

―先生が学生時代、楽しかったことやエピソードがあれば教えてください

学生時代に楽しかったことは、研究室活動ですね。研究そのものもそうなのだけど、前期終わった後の飲み会ですとか。あと、縦のつながりも結構仲良くて、論文を書いていて、夜遅くなったときとか、ちょっともう気分転換に「飲みいくぞ!」みたいな(笑)人間関係、友人関係が一番財産かなと思います。

―いいですね(笑)今はコロナでできないですからね(涙)それとつながってくるかと思いますが、農大の好きなところを教えてください

やっぱり、帰ってこられる場所なこと。OB、OGも収穫祭とかあると、顔を見せてくれるし。他の大学を僕は知らないけれども、なかなかこう教員と学生の距離って結構あったりして、ほとんど授業でしか会わないところもあるなかで、農大は結構、教員と学生の距離が近いところは昔からそうですし、僕も今の学生に対しては、そういう風にして接したいなと思っています。

―最後に農大を目指す学生に向けて一言お願いします!

東京農業大学を志望してくださっている皆さん!農大は『地球と生命の〈未来〉を科学する わが国屈指の「農学・生命科学系」総合大学』です。3つのキャンパスをはじめ日本全国に多くの実習フィールドを保有し、実学主義のもと教育、研究活動が展開されています。

皆さんへ最後に、私の所属する食農教育研究室のキャッチフレーズを送ります! 東京農業大学での「学び」を通して、「自分に付加価値をつけよう!」

 


編集メンバー(Sakurako.M)の今コレが来てる!

私の地元、小田原には、おいしいカフェがたくさん!写真は、最近行ったお店の”ガスパチョ”です。1口食べて、思わず感動~♡旬トマトが染みわたる、夏にぴったりの一品でした!!

 


学食リサーチ

第1回はレストラン「すずしろ」に行ってきました

~魅力はなんと言っても安いこと!定食からパスタまで幅広いメニューのためなかなか決められず…。私は食後に自家製ガトーショコラも頼んでしまいました(笑)

濃厚でオススメです!ボリューム満点でお腹も心も満たされました♪

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