東京農業大学

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内山ゼミ

1.経済産業省若手職員との意見交換会

経済産業省の若手官僚グループが作成した「不安な個人 立ちすくむ国家」(2017.5)は、公表後、省庁の公表資料としては異例の120万超アクセスを記録しています。内山ゼミでは、同資料の作成に関わった経産省職員2名にご来学いただき、ゼミ学生3~4年と我が国社会の現状と将来について議論を行いました。

参加した学生からは、「今まで農業の現場、農家さんと関わることが多く、教育や医療などには関心がありませんでした。しかし女性として、働く以外に子供を産むことや、親の介護などのことも、春から社会人として働く上で、関心を持って考えていきたいと思います。」「漠然と存在する不安が文章化されることで解決策を見つけやすくなった。時代や世代のせいだけにしてしまうのではなく、自分自身を改めて見直せばいくつかの不安は取り除けるように思う。若者をはじめとした人々が自分自身を見直す過程で社会や政治への関わり方を考えることができれば政策や制度の改善などにつながるのではないか。」「大学生という自由な時間が多く、考える時間もある私たちが、これから出て行く社会の問題なのに、おそらく授業で取り上げられなければあの資料を見なかっただろうし、考えることもなかったという事実も問題であると感じた」などの感想がありました。

内山ゼミでは、今後とも他大学や社会人などの方との交流を継続的に行っていきます。

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2.プレゼンテーション力を鍛えよう

プレゼンテーションは、学生生活・職業生活のあらゆる場面で用いられます。パワーポイント等を用いて行う発表は、通常授業や卒業論文だけでなく、社会人になった後にも、社内・社外の様々な場面で行います。また、パワーポイントを用いる発表だけがプレゼンテーションではありません。就職活動における面接等も、広い意味でプレゼンテーションに当たります。大切なのは、自分の考えやメッセージを、正確かつ効果的に相手に伝えることです。

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内山ゼミでは、一般社団法人アルバ・エデュのご協力を得て、ゼミ学生1名1名に効果的なプレゼンテーションを行うための実践的なトレーニングを行っています。その内容は、プレゼンテーションの構成やメッセージの出し方などのパワーポイントの作り方から、発声法、姿勢、ストレッチに至るまで、多岐にわたります。

参加学生からは、「パワポの作り方、自分の見せ方、話し方など、改めて見直すと奥が深く、とても勉強になった」「普段の生活から伝えることを意識していきたい」などの感想がありました。

一般社団法人アルバ・エデュ
http://www.alba-edu.org/

3.農業ビジネスにおける実践的学習(実地研修・調査)

食料・農業に関連したビジネスを実践的に学ぶためには、普段の勉強に加え、ビジネスの現場を直接経験することが重要です。内山ゼミでは、ゼミ生の希望に応じた実地研修や、教員の研究調査への学生の同行など、ビジネスの現場を体感する機会を提供しています。

これまでに、近藤けいこNatural Vegetable、河北水耕園(ともに三重県鈴鹿市)、小笠原牧場(愛知県西尾市)などで実習を行っています。

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近藤けいこNatural Vegetable http://www.keikon.info/
河北水耕園 http://co-negy.com/
有限会社 小笠原牧場 http://ogasawara-dairy-farm.com/

内山ゼミの紹介

研究分野 農業経営学

研究テーマ: 農業および食料産業の国際比較
研究内容: 「先入観にとらわれず、我が国の食料・農業・農村の実像をより深く理解し、今後の農業生産や食料供給を展望する」ことを大テーマに掲げ、国内外の農業・食料産業の現場に学び、国際比較の観点から考察を進めています。最近の主な研究テーマには、1)コメ生産をめぐる動向(飼料用米の生産、減反廃止の影響など)、2)農地の効率的な利用に向けた取り組み、3)農業への新規参入・経営継承や経営発展支援、4)新たな環境作物(サゴヤシ)の生産と加工・流通実態の解明があります。

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