共同研究・受託研究、寄付講座・寄付研究
本学東京農業大学は、産学連携の一環として、企業等など学外機関の研究・開発の担当者と本学教員とが協力して行う「共同研究」、企業等から委託を受けて研究を行う「受託研究」、及び民間等からの寄付金を有効に活用し,本学の主体性の下に設置運営する「寄付講座」並び「寄付研究」により研究・教育の充実を図り、大学のシーズを広く活用した研究成果の社会還元に積極的に取り組んでいます。
共同研究、受託研究、寄付講座、寄付研究をはじめとする産学連携についてのご相談は、東京農業大学総合研究所までご連絡ください。
共同研究
共同研究とは、本学研究者と学外機関の研究者とが、共通の研究課題について共同で研究を行うものです。共同研究では、学外機関に研究費の一部をご負担頂くことがあります。共同研究の成果は、原則として、共同研究の相手先機関と本学との共有になりますが、具体的には、共同研究の相手先機関と協議の上、「共同研究契約」において取り決めます。
研究の実施に伴い必要となる施設設備利用料を共同研究先から受領する研究費から控除し、残りが研究費に充当されます。控除額は、研究費の総額から旅費に相当する額を控除した残額の10%とします。
受託研究
受託研究とは、学外機関からの委託を受けて本学の研究者が学内のシーズや知識・経験を活用して研究を行い、その成果を委託者に報告するものです。これに要する費用は委託者の全額負担となります。受託研究の成果の帰属および取り扱いは委託者と協議の上、「受託研究契約」において取り決めます。
研究の実施に伴い必要となる施設設備利用料を委託者から受領する研究費から控除します。控除額は、研究費の総額から旅費に相当する額を控除した残額の10%とします。
共同研究・受託研究の流れ
共同研究をしたい研究者、研究を委託したい研究者が決まっている場合
研究課題、研究期間、研究費(直接経費・間接経費等)、研究計画、研究体制等について、予め、東京農業大学の当該研究者と直接ご相談の上、総合研究所事務部にご連絡ください。当該研究者を通じて総合研究所事務部にご連絡いただくことも可能です。
研究契約の締結に向けて、総合研究所事務部が窓口となって具体的にご相談させていただきます。
研究契約締結後、契約の内容に基づき、研究を進めます。研究の具体的な進め方に関する協議や研究に関する情報交換などは、原則として、研究者と直接実施していただきます。
研究費をお支払いいただく契約の場合は、総合研究所より請求書を送付させていただきます。
研究テーマは決まっているが、適当な研究者がわからない場合
「共同研究・受託研究等相談シート」に具体的にご記入の上、電子メールで総合研究所事務部宛にお送りください。送付の際には、件名欄に『共同研究・受託研究相談』と記載願います。本学にて相談シートを拝見して最適と思われる学内の研究者(教員)を選定し、本学における研究者を後ほどご連絡いたします。(ご相談内容によりますが、1~2週間程度お時間をいただきます)
研究課題、研究期間、研究費(直接経費・間接経費等)、研究計画、研究体制等について、相談者と本学の研究者との打ち合わせを行います。研究課題、研究期間、その他の条件によっては、本学では共同研究、受託研究などが困難な場合もありますのでご承知下さい。
共同研究、受託研究などが可能な場合は、研究契約の締結に向けて、総合研究所事務部が窓口となって具体的にご相談させていただきます。
研究契約締結後、契約の内容に基づき、研究を進めます。研究の具体的な進め方に関する協議や研究に関する情報交換などは、原則として、研究者と直接実施していただきます。
研究費をお支払いいただく契約の場合は、総合研究所事務部より請求書を送付させていただきます。
寄付講座・寄付研究
寄付講座・寄付研究とは、奨学を目的とする民間等からの寄付金を有効に活用し、本学の主体性の下に設置運営し、教育研究の進展及び充実に資することを目的としています。
本校の研究環境をより充実させるため、2020年4月1日から広く寄付により運営する寄付講座及び寄付研究部門を運営するため、「東京農業大学寄付講座及び寄付研究部門に関する規程」を制定しました。
今後は、企業、団体から寄付を募り寄付講座・寄付研究部門を設置し、東京農業大学の研究及び産学連携を通じて社会に貢献していきます。
東京農業大学 寄付講座・寄付研究部門設置状況
名称 | 設置期間 | 寄付総額(円) | 寄付者名 | 概要 |
---|---|---|---|---|
キユーピー「エッグイノベーション」寄付研究部門 | 2020.4.1~2023.3.31 (3年間) |
30,000,000 | キユーピー株式会社 | リンク |
酵母多様性生物学・分類学研究室 | 2020.10.1~2026.3.31 (5.5年間) |
200,000,000 | 公益財団法人発酵研究所 |
募金の目的
寄付講座等(寄付講座及び寄付研究部門)は、奨学を目的とする民間等からの寄付金を有効に活用し、本学の主体性の下に設置運営し、教育研究の進展及び充実に資することを目的とする。
受付期間
4月1日から翌年3月31日まで(毎年度)
(原則期間は2年以上5年以下)
募集対象
企業・団体等
募金対象
寄付講座:各学部、各研究科
寄付研究部門:総合研究所事務部
寄付講座・寄付研究の流れ
東京農業大学 寄付講座・寄付研究部門設置のための寄付をする
「共同研究・受託研究等相談シート」に具体的にご記入の上、電子メールで総合研究所事務部宛にお送りください。送付の際には、件名欄に『寄付講座・寄付研究相談』と記載願います。本学にて相談シートを拝見して最適と思われる学内の研究者(教員)を選定し、本学における研究者を後ほどご連絡いたします。(ご相談内容によりますが、1~2週間程度お時間をいただきます)
研究課題、研究期間、研究費(直接経費・間接経費等)、研究計画、研究体制等について、相談者と本学の研究者との打ち合わせを行います。研究課題、研究期間、その他の条件によっては、本学では共同研究、受託研究などが困難な場合もありますのでご承知下さい。
寄付講座・寄付研究が可能な場合は、研究契約の締結に向けて、総合研究所事務部が窓口となって具体的にご相談させていただきます。
寄付申込手続き完了後、研究の内容に基づき、寄付研究を進めます。研究の具体的な進め方に関する協議や研究に関する情報交換などは、原則として、研究者と直接実施していただきます。
※寄付講座・寄付研究に関する具体的な手続き等はこちらをご覧ください。
相談シート
本学の研究者(教員)による技術指導、業務指導を受けたいときや研究に関する問い合わせの際にもご利用ください。
お問い合わせ先
東京農業大学 総合研究所事務部
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
Tel: 03-5477-2532
Fax: 03-5477-2634
E-mail: crenkei@nodai.ac.jp