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研究活動

研究室について

虫学研究室は,農学部生物資源開発学科に所属しています.
略称は「昆研」「昆虫研」です.
学部3・4年次生,大学院生、研究生あわせて50名以上が在籍している研究室です.
充実した研究設備,貴重な標本や文献などの収蔵資料のもと,昆虫の研究に励んでいます.

研究室活動

実験やゼミを通じて昆虫について学ぶとともに,それぞれの研究を行なっています.

昆虫学実験(毎週水曜日)
3年生向けの実習です.基礎的な昆虫採集技術や実験手法を修得します.   
ゼミ(毎週水曜日)
昆虫学の教科書を分担して読み,解釈を議論する「輪読」や,興味深いと思った論文の内容を解説する「論文紹介」を通じ,昆虫学について学びます.
研究
卒業論文の執筆に向け,各個人がテーマを決めて研究を行ないます.
昆虫学研究室での活動の中核です.
普及活動
小学校の総合学習の一環としての昆虫観察の出張授業や,農大の学園祭「収穫祭」をはじめとしたイベントでの昆虫の展示といった普及活動も積極的に行っています.
 

研究室の方針

たちの研究室では、昆虫(などの節足動物)が関わるテーマであれば,どんな研究をしてもよいという暗黙のルールがあります。そのため,自分がどんな研究をしたいのか,興味のあるテーマを見つけ出すのが,新入室員の最初の課題です.
とにかくたくさん野外に出て興味のわく昆虫を探す,自分の趣味と虫を結びつける,先輩の研究を見てアイディアを膨らませるなど,その過程は人それぞれ.私達は,そうして自ら考え抜いてテーマを見つけるのが最良であると考えています。そのため、一人一人が自分の設定したテーマで研究を行っています。教員や先輩にアドバイスをもらいながら考えるので,心配はいりません.
研究についての議論は昼夜問わず活発に行われているので,別々のテーマであったとしても,団体競技のような雰囲気の中で各自が研究を遂行する事ができます.

現在の室員の研究テーマをいくつか紹介します。室員紹介ページには,院生の研究題目が紹介されています.
各種昆虫群の分類学的研究
新種の発見や,昆虫のグループの整理を通じ,昆虫を分類します(分類学).
各種昆虫群の生態学的研究
幼虫期の期間といった生態の解明を行います(生態学).
各種昆虫群の形態学的研究
種ごと,グループごとに昆虫の形態を比較し,系統関係の考察などを行います(比較形態学).
農業害虫の研究
作物にどんな害虫がつくかを調査します(応用昆虫学).
分子解析を用いた各種研究
遺伝子解析の技術を用い,種ごと,グループごとに,系統関係の考察(分子系統学)や分化様式の推定(生物系統地理学)を行います.
その他
昆虫の動作を利用した踊り,和歌に詠まれた昆虫…テーマは多岐にわたります.

ひとつの研究にひとつのテーマという訳でも無く、例えばサシガメの分類学的研究は天敵昆虫の探索にも密接に関わっています。そして、その研究は天敵の利用に関する研究へと繋がります。どんな研究も、他の研究と繋がっているのです。


公式SNSの運用について

昆虫学研究室では、以下のSNSアカウントを運用しています。 研究活動の様子や出版物の紹介について、不定期に投稿します。ぜひご覧ください。

X(旧Twitter)
@Nodai_Entom
Facebook
NodaiEntomology
公式 SNS の運用方針

投稿内容
・ 研究室アカウントでは、研究室活動の紹介、出版物の告知等を行います。

「フォロー」および返信等
・ 原則、「フォロー」は行いません。
・ 投稿内容への返信やダイレクトメッセージをいただいた場合、対応はいたしかねます。

コンテンツの権利等
・ 文章や画像等のコンテンツの権利は現著作者もしくは当研究室に所属します。
・ コンテンツの無断転載は禁止させていただきます。
・ コンテンツに誤りがあった場合等には、投稿内容の修正および削除を行う場合があります。

その他
・ アカウントは告知なく閉鎖する場合があります。
・ 本運用指針は適宜変更するものとします。
・ 本運用指針は 2023 年 10 月 01 日から適用します。

ナビゲーション

バナースペース

東京農業大学昆虫学研究室

〒243-0034
神奈川県厚木市船子1737