東京農業大学大学院 Graduate School of Tokyo Univ of Agriculture

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分子微生物学専攻:修士課程

1.人材養成、その他教育研究上の目的

分子微生物学専攻修士課程では、必修の基礎科目として配当する「研究倫理」および「論文英語」「プレゼンテーション法」により研究者や技術者として必要な倫理および能力を身に付ける。「微生物機能科学特論」および「微生物共生作用学特論」では分子微生物学専攻の柱となる研究分野の基礎を学び、さらに「微生物生命機能学」と「微生物利用学」において、微生物の機能とその応用利用ついて深く学ぶ。以上により、多面的に微生物の理解を深め、専門的な知識・技術・研究能力を修得させることを教育上の目的とする。

2.教育目標

分子微生物学専攻修士課程では、最先端知識、技術を活用して生命科学分野における創造的、独創的な研究を邁進し、研究内容を自在に発信・討論できるとともに、医薬・食品・環境の分野における微生物の作用を広く社会に発信できる人材の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

分子微生物学専攻修士課程では、生命科学分野において、優れた人間性を有し国内外の微生物学が必要とされる様々な産業の発展に貢献する人材を輩出するために、所定の修了要件を満たし、次のような者に修士の学位を授与します。
(1)分子微生物学における確かな知識と技術を有している。
(2)研究者など専門職者として活躍しうる能力を有している。
(3)研究倫理を理解し、問題設定・解決能力を備えている。
(4)成果発表能力、発信力を備えている。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

分子微生物学専攻修士課程は、生命科学を基盤に最先端知識・技術を駆使して、分子生物学にかかわる研究者など専門職者としての総合力を確立するため、以下の方針の下に教育課程を編成します。
(1)「研究科共通科目」には、研究者など専門職者として必要な知的財産管理に関する科目と、修了後のキャリア・プランを構築させる科目を配当する。
(2)「専攻科目・基礎科目」には、研究者など専門職者として必要な、プレゼンテーション能力や英語力を向上させる科目、生命倫理や研究倫理を理解する科目、及び生命科学分野における専門的知識や理解をさらに深化させるための基礎科目を配当する。
(3)「専攻科目・特論科目」には、研究者など専門職者として必要な専門知識・研究能力を習得させるために、講義または演習形式による専門科目を配当する。
(4)「研究科目」には、指導教員による密接な指導の下に、問題の発見から研究計画の立案、実験や調査など研究の実施、綿密な議論や考察、文献探索などの実践を通じた修士論文の執筆と発表を行う実験・演習科目を配当する。
 

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

分子微生物学専攻修士課程は、生命現象の本質に対する深い理解の上に、最先端技術・知識を獲得し、分子微生物学分野に期待される近未来的な問題を解決できる人材を育成します。そのため本専攻では次のような学生を求めています。
(1)生命科学分野における学修が可能な四年制大学修了程度の学力を有している。
(2)国内外における学修や研究活動を可能にする基本的な語学力を有している。
(3)現豊かな学びと人間関係の構築を可能にするコミュニケーション能力を有している。
(4)現微生物学分野に対する強い関心、研究者など専門職者として社会に貢献しようとする明確な問題意識と学修に対する強い意欲を有している。

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