東京農業大学大学院 Graduate School of Tokyo Univ of Agriculture

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「農」の進化に、挑み続ける

"生きる"を支える

『人物を畑に還す』から
『人物を世界へ還す』へ

自然資源経営学専攻:博士前期課程 

1.人材養成、その他教育研究上の目的

自然資源経営学専攻は、地域生物産業の発展を支える経営学・経済学の理論と先端的手法を修得し、社会科学的分野から、自然資源および地域資源を活用して多様な発展を遂げつつある地域生物産業を担う企業の持続的発展と問題解決に寄与する実学に基づく研究活動を行い、産業経営学の研究者、高度な専門職業人、経営コンサルタント等の人材の養成を目的とする。

2.教育目標

自然資源経営学専攻では、地域の生物産業や企業の持続的発展を支える問題解決型の経営学・経済学に精通した、地域にこだわりグローバルに活躍できる専門職業人、コンサルタントや研究者の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

自然資源経営学専攻博士前期課程は、建学の精神「人物を畑に還す」に基づき、わが国有数の生物資源・自然資源を持つ北海道オホーツク地域という学びのフィールドを通して、地域生物産業ならびに関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展に寄与する研究者、高度な専門職業人、経営コンサルタント等の人材を輩出するため、研究科が定める所定の単位を修得し、学位論文審査基準による修士論文の審査および最終試験に合格するとともに、以下の能力を備えた学生に修士の学位を授与します。

(1)地域生物産業ならびに関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展を支える高度な経営学・経済学の理論と先端的手法を修得している。

(2)社会科学的分野から、自然資源および地域資源を活用して多様な発展を遂げつつある地域生物産業を担う企業や関連産業・地域企業や地域社会の持続的発展と総合的な問題解決に寄与する知識と能力を身につけている。

(3)論文の執筆や口頭発表を行う能力と、多様な発信力やコミュニケーション力を身につけている。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

自然資源経営学専攻博士前期課程は、生物産業学を基盤として地域生物産業ならびに関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展に寄与する人材を養成するためのカリキュラムを構築し、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身につけるため、以下の方針の下に教育課程を編成します。

(1)地域生物産業ならびに関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展を支える高度な経営学・経済学に関する理論ならびに実践的な分析手法を修得する産業経営経済学分野にかかわる特論・演習科目を配当する。

(2)地域生物産業ならびに関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展を支える企業経営の理論と方法を修得する地域企業マネジメント分野にかかわる特論・演習科目を配当する。

(3)研究者、教育者として必要な口頭発表を行う能力と、多様な発信力やコミュニケーション力を修得する学術論文作成法およびプレゼンテーション技術演習等を配当する。

(4)指導教授または指導准教授による指導の下に、研究課題の選定から研究計画の策定、実態調査など研究の実施、理論の考察と文献探索を実施して、修士論文の執筆と発表を行う科目として自然資源経営学特別総合演習を配当する。

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

自然資源経営学専攻博士前期課程は、社会科学分野から地域資源を活用して多様な発展を遂げている地域生物産業を担う企業や関連産業・地域企業および地域社会の持続的発展とそのための問題解決ができる人材を養成します。そのため、本専攻では次のような学生を求めています。

(1)経営学、会計学、マーケティングならびに経済学、そして情報処理・管理学、農学等の社会科学的分野における四年制大学卒業程度の学力を有している。

(2)地域生物産業や地域社会に関連する研究テーマに積極的かつ意欲的に研究に取り組む強い意欲を有している。

(3)健全な人間関係の構築を可能にするコミュニケーション力を有し、恊働して課題解決にあたることができる。

(4)本学の教育理念である実学主義のもと、高度な専門知識を修得し、将来、地域や組織の持続的な発展に貢献したいという強い意志を有している。

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