東京農業大学大学院 Graduate School of Tokyo Univ of Agriculture

メニュー

「農」の進化に、挑み続ける

"生きる"を支える

『人物を畑に還す』から
『人物を世界へ還す』へ

デザイン農学専攻:博士前期課程

1.人材養成、その他教育研究上の目的

デザイン農学専攻博士前期課程は、イノベーション農学、およびサスティナビリティ農学の二つの相互俯瞰的な視点から、豊かで持続可能な社会の構築に貢献することを目的とする。

また、作物の栽培や家畜の飼養に基づく食料生産だけでなく、農畜産物の加工・利用、食品の機能や特性・品質などに関する分析、それを踏まえた新たな食の利用法を探索・提案するための方法論、生物の持つ機能とその利用に関する分析、農産物や製品の流通、あるいは生物を活用した人の心身の健康への貢献などに関する概念や分析等に関する知識や技術を習得する。その上で、新たな機能の開発、利活用、食農問題を含めた、設計科学としての農学に基づいた社会のあり方を設計(デザイン)する能力の養成を目的とする。

2.教育目標

デザイン農学専攻(博士前期課程)では、イノベーション農学分野における生物機能開発学、食資源利用学、食機能科学、およびサステイナビリティ農学分野における生活デザイン農学、社会デザイン農学の各専門領域にまたがる幅広い学問領域から情報・知識・技術を修得し、それらを適宜複合させ、進化させることがで、新たな価値に基づく持続可能な社会を構築するための研究課題に関して、デザイン農学の観点から論理的な解決策を提示できるとともに、それに基づいた社会実装に向け、国内外の産・学・官・民といった様々なステークホルダーに対する発信や、それらと協働した社会実装に取り組むことのできる人材の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

デザイン農学専攻博士前期課程では、イノベーション農学、およびサスティナビリティ農学の二つの相互俯瞰的な視点から、豊かで持続可能な社会の構築に貢献する人材を輩出するため、所定の修了要件を満たし、以下の能力を備えた者に修士の学位を授与します。
(1)作物の栽培や家畜の飼養に基づく食料生産だけでなく、農畜産物の加工・利用、食品の機能や特性・品質などに関する分析する能力を有している。
(2)新たな食の利用法を探索・提案するための方法論、生物の持つ機能とその利用に関する分析、農産物や製品の流通、あるいは生物を活用した人の心身の健康への貢献などに関する概念や分析等に関する知識や技術を備えている。
(3) 新たな機能の開発、利活用、食農問題を含めた、設計科学としての農学に基づいた社会のあり方を設計(デザイン)する能力を有している。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

デザイン農学専攻博士前期課程は、「設計科学としての農学」を基盤に最先端知識・技術を駆使するとともに、イノベーション農学、およびサスティナビリティ農学の二つの相互俯瞰的な視点を踏まえ、豊かで持続可能な社会の設計(デザイン)に貢献する専門職者としての総合力を確立させ、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力を身につけるため、以下の方針のもとに教育課程を編成します。
(1)「研究科共通科目」には、専門職者として必要な知的財産管理に関する科目と、修了後のキャリア・プランを構築させる科目を配当する。
(2) 「専攻科目・基礎科目」には、専門職者として必要な、プレゼンテーション能力や英語力を向上させる科目、生命倫理や研究倫理を理解する科目、さらにイノベーション農学、およびサスティナビリティ農学に関する専門的知識や理解をさらに深化させるための科目を配当する。
(3)「専攻科目・特論科目」には、専門職者として必要な専門知識・研究能力を習得させるために、講義または演習形式による科目を配当する。
(4) 「研究科目」には、指導教員による密接な指導の下に、問題の発見から研究計画の立案、実験や調査など研究の実施、綿密な議論や考察、文献探索などの実践を通じた修士論文の執筆と発表を行う実験・演習科目を配当する。

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

デザイン農学専攻博士前期課程では、既存・新規研究課題間の複雑かつ複層的な関係を適確に捉え、その課題解決のための情報・知識・技術の選択と複合、あるいはそれらを新たに開発し、さらにその結果に基づく社会実装を通じた生活や社会をデザインするための科学的解析能力、論理的展開能力、合意形成力を備える人材を育成します。そのため、本専攻では次のような学生を求めています。
(1) デザイン農学分野における学修が可能な四年制大学卒業程度の学力を有している。
(2)国内学におけるデザイン農学分野における学修や研究活動を可能にする基本的な語学力を有している。
(3) デザイン農学分野における学修や研究活動を可能にするコミュニケーション能力を有している。
(4)デザイン農学分野に対する強い関心を持ち、生物やその生産物の持つ多面的な機能性を利用した技術や新機能性製品の開発とそれらを有機的に組み合わせた生活あるいは社会をデザインすることによる、新たな価値に基づく持続可能な社会の構築に高い意欲がある。

 

 

デザイン農学専攻:博士後期課程

1.人材養成、その他教育研究上の目的

食料問題、環境・資源・エネルギー問題等の人類的課題間の複雑かつ複層的な関係性を踏まえ、イノベーション農学、サステイナビリティ農学の二つの視点から解決を図りつつ、持続可能な社会を構築するための設計科学としての農学に基づく「デザイン農学」の視点に立った教育研究を展開する。イノベーション農学は、生物やその生産物が潜在的に有する高度で多様な機能性を活かした食品や生活資材、およびその加工利用技術を開発することを目指すものである。一方、サステイナビリティ農学は、開発された技術や農業の多面的機能を活用しながら、それらを統合・システム化して社会に実装することで豊かで持続可能な社会の構築を目指すものである。これら教育研究の目的と関連する手法の下、高度な専門知識と技術に基づいた人類的課題の分析、生物やその生産物の持つ多面的な機能性を利用した技術・新機能性製品の開発による解決策の開発、さらにそれらを有機的に組み合わせた生活あるいは社会のデザイン、その社会実装のための国内外の産・学・官・民といった様々なステークホルダーとの協働による持続可能な社会の構築に貢献できる自立した研究者または教育者となる人材を養成することを目的とする。

2.教育目標

デザイン農学専攻(博士後期課程)では、新たな価値に基づく持続可能な社会を構築するための研究課題に関して、イノベーション農学分野(生物機能開発学、食資源利用学、食機能科学)、およびサステイナビリティ農学分野(生活デザイン農学、社会デザイン農学)の各専門領域にまたがる幅広い学問領域から情報・知識・技術を修得し、それらを適宜複合させ進化させることができる、高度な専門的知識と研究能力を修得し、さらにデザイン農学の観点から論理的な解決策を提示し、それに基づいた社会実装に向けた国内外の産・学・官・民といった様々なステークホルダーと協働した社会実装に取り組む国際的に活躍できる研究者・高度専門職業人の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

デザイン農学専攻博士後期課程では、既存・新規研究課題間の複雑かつ複層的な関係を適確に捉え、その課題解決のための情報・知識・技術の選択と複合、あるいはそれらを新たに開発し、さらにその結果に基づく社会実装を通じた生活や社会をデザインするための科学的解析能力、論理的展開能力、合意形成力を備え、持続可能な社会の構築に貢献できる自立した研究者または教育者となる人材を養成するため、研究科が定める所定の単位を修得し博士論文を提出するとともに、以下の能力を備えた学生に博士の学位を授与する。

  • (1) イノベーション農学、サステイナビリティ農学からなるデザイン農学に関する高度な専門知識と技術に基づいた研究能力を有している。
  • (2)  デザイン農学の視点による新たな価値観に基づく持続可能な社会を構築するうえで解決すべき諸問題に関して必要な情報を的確に得、自ら解析する能力を有している。
  • (3)デザイン農学分野に対する強い関心を持ち、生物やその生産物の持つ多面的な機能性を利用した技術や新機能性製品の開発とそれらを有機的に組み合わせた生活あるいは社会をデザインすることによる、新たな価値に基づく持続可能な社会の構築に貢献する能力を有している。
  • (4)デザイン農学分野にかかわる研究成果を、産・学・官・民といった国内外の様々なステークホルダーに発信し、それらと協働できる能力を有している。

(5)論理的展開能力を備え、持続可能な社会の構築に貢献できる。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

デザイン農学専攻博士後期課程では、イノベーション農学分野(生物機能開発学、食資源利用学、食機能科学)、およびサステイナビリティ農学分野(生活デザイン農学、社会デザイン農学)の各専門領域にまたがる幅広い学問領域から情報・知識・技術を駆使した教育を実践し、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身につけるため、以下の方針のもと教育課程を編成します。

  • (1) 「研究科共通科目」には、事例をまじえた教育者・研究者として必要な知的財産管理に関する、研究者としての倫理観を涵養する科目を配当する。
  • (2)「専攻科目・基礎科目」には、教育者・研究者として必要な、英語論文執筆のためのスキル向上を目指した科目を配当する。
  • (3)「専攻科目・特論科目」には、専門知識・研究能力として必要な専門知識・研究能力を習得させるための科目を配当する。

「研究科目」には、指導教員による密接な指導の下に、問題の発見から研究計画の立案、実験や調査など研究の実施、綿密な議論や考察、文献探索などの実践を通じた博士論文の執筆と発表を行う科目を配当する。

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

デザイン農学専攻(博士後期課程)では、既存・新規研究課題間の複雑かつ複層的な関係を適確に捉え、その課題解決のための情報・知識・技術の選択と複合、あるいはそれらを新たに開発し、さらにその結果に基づく社会実装を通じた生活や社会をデザインするための科学的解析能力、論理的展開能力、合意形成力を備え、持続可能な社会の構築に貢献できる自立した研究者または教育者となる人材を養成することを目的とする。そのため、本専攻では次のような学生を求めています。

  • (1) デザイン農学分野における学修が可能な大学院修士課程及び博士前期課程修了程度の学力を有している。
  • (2) 国内外におけるデザイン農学分野における学修や研究活動を可能にする基本的な語学力を有している。
  • (3)   デザイン農学分野における学修や研究活動を可能にするコミュニケーション能力を有している。
  • (4) デザイン農学分野に対する強い関心を持ち、生物やその生産物の持つ多面的な機能性を利用した技術や新機能性製品の開発とそれらを有機的に組み合わせた生活あるいは社会をデザインすることによる、新たな価値に基づく持続可能な社会の構築に高い意欲がある。

(5) 国際的に活躍できる研究者・教育者を志している。

ページの先頭へ