東京農業大学大学院 Graduate School of Tokyo Univ of Agriculture

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醸造学専攻:博士前期課程

1.人材養成、その他教育研究上の目的

醸造学専攻博士前期課程は、わが国独自の醸造技術や発酵食品の科学的探求および次世代の微生物利用産業の発展に寄与する人材の輩出を理念とし、基礎科学知識に精通し微生物学・化学・生物工学に関する研究能力を有する人材ならびに高度な発酵技術を有する研究者や専門職業人となる人材の養成を目的とする。

2.教育目標

醸造学専攻博士前期課程では、醸造業をはじめとする微生物産業に関わる基礎的な知識および微生物学、化学または生物工学を基盤とした研究能力を有する人材の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

醸造学専攻博士前期課程は、基礎科学知識に精通し、醸造に関わる微生物の分類、生態、構造、機能、遺伝、育種とその応用、醸造物・発酵食品の製造技術、解析、開発、醸造・食品産業における環境保全対策などに関する研究能力を有する人材ならびに高度な発酵技術を有し醸造業をはじめとする微生物利用産業の発展を支える研究者や高度専門職業人を輩出するため、研究科が定める所定の単位を修得し修士論文を提出するとともに、以下の能力を備えた学生に修士の学位を授与します。

(1)醸造学を基盤とし、醸造微生物学、微生物工学、酒類生産科学、発酵食品化学、調味食品科学、又は醸造環境科学などの専門分野における確かな知識と技術を有している。
(2)微生物学、食品科学または生物工学を基盤とした研究能力を有している。
(3)論文の執筆や口頭発表を行う能力、さらに多様な発信力を有している。
(4)科学者としての倫理を理解し、問題設定および解決能力を備えている。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

醸造学専攻博士前期課程は、本学の教育の理念「実学主義」に基づき、応用生物科学にかかわる研究者、教育者あるいは高度専門技術者としての総合力を確立させ、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身につけるため、以下の方針のもと教育課程を編成します。

(1)「研究科共通科目」として、研究者・技術者等として必要な知的管理に関する科目と実践力を育む科目を配当する。
(2)「専攻科目・基礎科目」として、研究者・技術者等として必要な、プレゼンテーション能力や技法を身につける科目、生命倫理・研究倫理に対する理解力を高める科目及び醸造学研究の遂行に求められる専攻基礎科目を配当する。
(3)「専攻科目・特論科目」として、研究者や技術者等として必要な専門的知識・研究能力を修得させるため、講義または演習形式により、醸造微生物学、微生物工学、酒類生産科学、発酵食品化学、調味食品科学及び醸造環境科学に関する科目を配当する。
(4)「研究科目」として、研究指導教員による密接な指導の下に、問題の発見・研究課題の選定から研究計画の立案、実験や調査など研究の実施、綿密な議論や考察、文献探索などの実践を通じた修士論文の執筆と発表を行う演習科目、実験科目を必修科目として配当する。

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

醸造学専攻博士前期課程は、醸造学に対する深い理解の上に、専門分野における基礎的な問題を自立的に解決できる人材を育成します。そのため、本専攻では次のような学生を求めています。

(1)醸造産業をはじめとする微生物利用産業に興味を有している。
(2)微生物学的または化学的な研究能力の向上に意欲的であり、微生物や発酵を利用した食品、医薬品、化学工業、環境関連産業等の発展に専門職業人として貢献する意欲を有している。
(3)醸造微生物学、微生物工学、酒類生産科学、発酵食品化学、調味食品科学、及び醸造環境科学などの専門分野に関する研究に熱意を持って取り組むことができる。

 

醸造学専攻:博士後期課程 

1.人材養成、その他教育研究上の目的

醸造学専攻博士後期課程は、わが国独自の醸造技術や発酵食品の科学的探求および次世代の微生物利用産業の発展に寄与する人材の輩出を理念とし、基礎科学知識に精通し醸造学および微生物学、化学、生物工学の学問分野において自立した研究活動ならびに指導を行うことのできる研究者の養成を目的とする。

2.教育目標

醸造学専攻博士後期課程では、微生物を駆使する発酵技術に習熟し、次世代の微生物利用産業の発展を支える研究者や専門職業人となり得る人材の育成を教育目標とする。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

醸造学専攻博士後期課程は、基礎科学知識に精通し、醸造に関わる微生物の分類、生態、構造、機能、遺伝、育種とその応用、醸造物・発酵食品の製造技術、解析、開発、醸造・食品産業における環境保全対策など学問分野において自立した研究活動ならびに指導を行うことのできる研究者を輩出するため、研究科が定める所定の単位を修得し博士論文を提出するとともに、以下の能力を備えた学生に博士の学位を授与します。

(1)醸造微生物学、微生物工学、酒類生産科学、発酵食品化学、調味食品科学、又は醸造環境科学などの専門分野において高度な専門知識と創造的な研究能力を有している。
(2)専門分野において問題設定および解決にむけた指導的能力を備えている。
(3)科学者としての倫理を理解し、その専門性に基づいて社会への責任を果たそうとする意欲を有している。

4.教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

醸造学専攻博士後期課程は、本学の教育の理念「実学主義」に基づき、応用生物科学にかかわる研究者、教育者あるいは高度専門技術者としての総合力を確立させ、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身につけるため、以下の方針のもと教育課程を編成します。

(1)「研究科共通科目」として、研究者・技術者等として必要な研究倫理及び知的財産管理に関する科目と実践力を育む科目を配当する。
(2)「専攻科目・基礎科目、特論科目」として、自立した研究者・技術者等として必要な高度な専門的知識・研究能力を養うための醸造微生物学、微生物工学、酒類生産科学、発酵食品化学、調味食品科学及び醸造環境科学に関する科目及び、研究者・技術者等に必要な語学力、コミュニケーション能力等を増強する科目を配当する。
(3)「研究指導科目」として、研究指導教員による密接な指導の下、自ら主体的に研究を展開させる博士論文の作成を通じて、より難度の高い問題を解決し、さらなる課題を設定して課題解決に向けた成果を社会に還元し、当該分野の先導的な専門家として独立できる能力を修得させるための科目を配当する。

5.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

醸造学専攻博士後期課程は、醸造学に対する深い理解の上に、研究者として自立し、専門分野において高度で独創的な研究能力を有する人材を育成します。そのため、本専攻では次のような学生を求めています。

(1)醸造産業をはじめとする微生物利用産業に興味がある。
(2)微生物学的または化学的な研究能力の向上に意欲的であり、微生物や発酵を利用した食品、医薬品、化学工業、環境関連産業等の分野に研究者として携わることを志している。
(3)醸造学に関する高度な専門知識・技術を駆使して、新領域の開拓にチャレンジする意欲がある。

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