ご挨拶 |
東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程
環境共生学専攻 主任 樫村修生
東京農業大学・大学院博士後期課程、環境共生学専攻が設立されて、12年目を迎えました。この間60名近い方が博士の学位を取得されました。このように多くの方に支持されてきたのは、社会でご活躍され幅広い知識とご経験を持つ社会人の方々に門戸を開き、自然科学および社会科学の学問に精通した指導教授を幅広く配置し多様性に富んだ研究に対応でき、農学の研究の深化とともに体系化に取り組んできた証であると自負しております。また、本専攻には、独自の入試制度として、社会人特別選抜入試があり、入学金・授業料の半額免除制度やスクーリング形式による授業方法を取り入れ、お仕事に支障をきたすことなく働きながら、しかも経済的負担も少なく3年間で効率良く学位を取得できる点も受け入れられた点であります。
環境共生学は、たいへん幅広い学問分野でありますが、環境は人間や自然のなかで多種多様に変化し社会と自然に影響を与えており、環境共生は社会と自然の持続可能な関係を協働的に作り上げていくことです。本専攻では、環境と人類をはじめとする全ての生物がバランス良く持続可能に共生関係を保っていくための研究を行える人材を育成してきました。
これからご入学を希望される方には、これまでの学習・研究歴や社会経験を生かすとともに、研究の体系化を目指しつつ、本専攻において博士(環境共生学)の学位を目指して、自分自身の最高レベルでのスキルアップに挑戦してみてはいかがでしょうか? そのような皆様方に対して環境共生学専攻指導教授一同がその挑戦に誠心誠意指導してまいりますので、ご入学をお待ちしております。
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