「こころ」がどこまで物質的かを自分の目で確かめたい
大学院農学研究科バイオサイエンス専攻 博士前期課程1年
野本 真順
人間の「こころ」という精神的なものが、どこまで物質によって左右されているのか。それを自分の目で確かめたくて、この研究室を志望しました。研究の一番の魅力は、教科書ではなく、なまの自然現象を通して学んでいけること。この現象を目にしたのは自分が世界で初めてかもしれないという、わくわく感があります。
研究テーマは「ビタミンAが記憶能力にどんな影響を与えるか」です。脳という未知の領域に人の手がどこまで及ぶのかを追究しつつ、研究の成果を記憶力低下の予防などに役立てていけたらと考えています。
この研究室はオンとオフの切り替えがはっきりしているのが特長。研究も遊びも、やるときは思いっきりやります。一人ひとりが独自の研究テーマを持たせてもらえるので、大変な反面やりがいも大きいですよ。なかには、お菓子の依存症はあるかといったユニークなテーマに取り組んでいる人もいます。
やる気さえあれば勉強はあとからついてくるもの。自分が興味をもっていることに真っ正面からぶつかっていってほしいですね。 |
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