東京農大環境学生ネットワーク
農環とは? 活動内容 Q&A
We缶doプロジェクト

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設立目的

 平成16年度11月、国際農業開発学科47期生(平成17年度卒)によって、開発学科の情報の共有と、学生ながらにできる国際協力を目的とした「Dねっと。」が結成されました。
HPによる開発学科内での情報の共有と平行して自分達に今できる国際協力は何かと考え始めます。その時、ある研究室で缶のプルタブを集め車椅子に換えようとしている人がいたため、プルタブを皆で集めるようになりました。しかしインターネットなどで調べると、現在ではプルタブの回収は効率が悪くあまり効果的でないことがわかるとともに、アルミがリサイクルに優秀な資源であることや日本で使われているアルミのほぼ全てが輸入に頼っていることがわかってきました。
 そこで農大リサイクルセンターに農大の缶の分別、回収の現状について尋ねたところ、未分別で業者に回収してもらっていることがわかりました。また世田谷区でアルミ缶を分別回収し換金している地域団体がたくさんいることからアルミ缶分別の有効性も見えました。そこで平成17年度4月、環境管理課の協力のもとキャンパス内に4箇所アルミ缶用の回収箱を設置させてもらいDねっとの1企画としてWE缶DOプロジェクトは始動しました。(現在WE缶DOプロジェクトは、Dねっとより独立して活動しています。)
  さらに設置から2ヵ月後の平成17年度6月に回収箱内にアルミだけでなくスチール、ひどくは普通のゴミまで入っていたことからリサイクルセンターでの手作業で分別を開始することになり、現在に至っています。


団体紹介

 私たちWE缶DOプロジェクトは2005年に設立した、まだ設立して間もない団体です。設立当初、「開発学科」のメンバーで設立したもので、その名残のせいかメンバーはまだ開発の学生しかいません。人数も十人以下の少ない団体ですが、みんなそれぞれが「国際協力」や、「環境問題」、また「農業」や「社会問題」について考えている学生もいて、自分達に何ができるかを考えたり、そのことに対し積極的に行動しています。 WE缶DOプロジェクトの通常活動は、主に昼休みに行っている缶の分別ですが、分別中の話題もそのような話題がとても多いです。ゴミを分別するのは汚いとか考える方もいるかと思いますが、私たちは楽しく活動しています。なにが楽しいのかはよくわかりませんが、たぶん少しでも誰かの、何かの役にたちたいという気持ちが私たちの楽しさになっているんだと思います。もちろん暑かったり、寒かったり、分別したくない日もあります。そんな日は、分別をしに行かないのです。嫌なときは休んだりすることが長く続く要因であると考えています。現在WE缶DOプロジェクトは、缶の分別以外にも校内のアルミ缶のゴミ箱を増やしたりポスターを設置したり、地道に活動している団体ではありますが、これから私たちの活動を学生に伝えていくと同時に、限りある資源の大切さを伝えていく活動を行おうと考えています。
 こんなWE缶DOプロジェクトの活動にあなたも参加してみませんか?私たちはもちろん開発学科以外の学生も随時参加をお待ちしています。あなたのglobalやlocalな話題も是非私たちに話してください。


活動内容

 私たちWE缶DOプロジェクトの活動趣旨は、二つあります。           
@身近なことからできる国際供協力 A農大生の環境に対する意識改革です。
私たちは、身近なことからできる国際協力として、大学内から出るアルミ缶を回収・換金し、NGO団体フォスター・プラン≠通して、海外の貧困地域に暮らす子どもたちの資金援助を行なっています。これは、アルミ缶の原料・ボーキサイトを日本が輸入していることによって、その悪影響を受けている輸出国の地域の人々に何らかの還元が出来ないだろうか、という思いが込められています。
 私達の活動は、主に学内リサイクルステーションで行われており、学内から回収されたアルミ缶・スチール缶・瓶・その他のゴミを手作業で分別を行ない、アルミ缶換金作業が円滑に行われるよう取り組んでいます。
それと同時に、農大生の環境に対する意識が必ずしも高くないことを、分別作業を行う中で感じました。農大内はゴミを分別する種類は多いのですが、きちんと分別されているかというと、そんなことはありません。缶のゴミ箱であるに関わらず、紙パックや、弁当の容器が捨てられていることがあります。環境学生≠ニして、農大生は今よりもさらに、環境に対する意識を高める必要があると私たちは思います。そして、その意識向上に向けて、アルミ缶の分別・回収を足掛かりにWE缶DOプロジェクトは活動展開していきたいと考えています。


関連学生環境団体いそべや 世界学生フォーラム We缶doプロジェクト 収穫祭環境対策委員会
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