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ニュースリリース

文部科学省大学教育推進プログラム【テーマA】に「地域資源利用によるフードマイスター育成」(生物産業学部)が採択されました

2009年9月17日

教育・学術



 東京農業大学生物産業学部では、文部科学省が行っている大学教育の質保証のための主体的な取組への支援「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム【テーマA】(特色GPと現代GPが発展的に統合)」に採択されました。今回、採択を受けた取組課題『地域資源利用によるフードマイスター育成』(取組担当者:食品科学科 永島俊夫教授)では、農林水産資源が豊富に存在するオホーツクの地域資源を最大限に利用しながら、食品加工および起業化の手法を学ぶことによって技術力と創造力を養い、高品質な地域の食品ブランドづくり、地域産業の振興に貢献しうる人材の育成を目的としています。
 取組期間は、平成21年度から23年度の3年間(補助事業額は5,800万円)となっており、生物産業学部の4学科の特色を生かし、主として農・林・畜産物(生物生産学科)、水産物(アクアバイオ学科)の3分野の素材原料から加工・製造法、品質管理(食品科学科)、販売・マーケティング戦略や起業化・ビジネス化(産業経営学科)を学び、地域資源を活用し、機能性食品や安全性といったニーズを捉えたオホーツクの「オホーツク・モノづくり学」をフードシステムとして総合的(座学・実習)・学際的に学ぶことにより、幅広い学びを保証する教育課程の体系化を目指します。
 本プログラムでは、オホーツクの地域資源(農林畜水産品)を活用した“モノづくり”を幅広い分野にわたって学んだうえで、地元企業や商店街などと連携し、地域資源を活用した素材の組み合わせによる加工品開発(コンペによる製品の試作品)やビジネスモデルの提案を実践することで、学生の現場適応性や実践性を高め、就職活動への幅を広げたり、起業化のノウハウを身につけることなどが期待されています。プログラムの修了者には、一定の専門知識や技術を備えた「オホーツク・フードマイスター」の称号を授与します。
 今年度は、プログラムの整備やPRのためのローカルフードビジネスフォーラムの開催を予定しており、実際の教育プログラムは平成22年度からスタートします。




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