現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。
2007年8月9日
教育・学術
東京農業大学は現代的教育ニーズ支援プログラム(現代GP)3件
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)1件
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テーマ : エゾシカから学ぶ環境共生と地域産業の連携
取組期間 : 平成19年度?平成21年度
取組学部 : 生物産業学部(北海道網走市)
取組担当 : 増子孝義 教授(生物生産学科、資源開発研究所オホーツク実学センター)
本学部では開学以来、エゾシカ養鹿技術の構築を目指した研究に着手し、現在に至るまで生態、森林保全、飼育、食肉生産、加工、販売、流通などあらゆる専門分野の関係機関と連携して、北海道におけるエゾシカ有効活用事業に取組んでいる。
『エゾシカ学』は「増えすぎ(40万頭)」→「農林業被害(最大50億円)」→
「狩猟と駆除(年間7万頭、内2万頭を有効利用)+飼育(目標1千頭)」→
「生産物商品化」→「販売流通」の一連の流れをシステム化するとともに、北海道における環境共生から出発したエゾシカ問題を地域産業構築に発展させるまでのプロセスを、生きた教材として学生に教育体験させるものである。
この取組みは、大規模農業と大自然が共存するオホーツクキャンパスならではの取組であり、北海道に生息するエゾシカを多くの専門分野から教育体験させる試みは、地域活性化と連動した独創的なプログラムです。
詳細は後日ホームページで公開いたします。