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ニュースリリース

市川勝 客員教授の研究グループが草木のバイオマス燃料化の直接合成に世界で初めて成功(日本農業新聞・北海道新聞・環境新聞掲載)

2009年12月11日

メディア



本学 市川勝 客員教授の研究グループ(東京農業大学、長崎総合科学大学、積水化学工業)は、木材、稲わら、サトウキビの搾りかすなど多様な食料以外の草木バイオマスを利用して、高い効率でエタノールを作りだす実証試験に成功。草木バイオマスを高温の水蒸気でガス化し、化学合成して効率的にバイオエタノールを生産する技術開発の成功ということで、バイオガスからエタノールを直接合成するのは世界で初。
従来の製法と比較すると原料が同量の場合5倍のバイオエタノールが得られるというもので、「合成ガスが1立方メートル当たり7?15円になれば、自動車燃料などに使うバイオエタノールが1リットル45?80円で製造できる可能性があり、5年以内に実用化を実現したい」と市川教授は語る。


→12/8付 日本農業新聞(PDF)
→12/8付 北海道新聞(PDF)
→12/9付 環境新聞(PDF)

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