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京都研修2024を開催しました。

 造園科学科100周年記念事業「造園伝統技術の継承と開発のための国際的教育活動」の一環として、2025年3月13~14日に井上剛宏 先生(株式会社 植芳造園、東京農業大学客員教授)を講師としてお招きし、京都庭園研修を実施しました。

 13日には、造園科学科の学生(28名)が、梅小路公園(京都市下京区)において井上先生による特別講義を受けた後、庭園を見学しました。作庭なさった井上先生の説明により、作庭前後やその後の管理の状況がよく理解できました。
 14日には、京都仙洞御所(京都市上京区)において管理奉仕(州浜の手入れ)を行いました。マツ等の落ち葉を取り除き、玉石(たまいし)の表面(おもてめん)が見えるようにするとともに、玉石の配置を整理しました。400年近く前の、作庭時の玉石に触れるという貴重な経験となりました。その後、京都仙洞御所の庭園の見学もさせていただきました。

 研修前及び研修後に時間の余裕のある学生さんは、各自の興味がある京都の庭園を訪問して、自学自習もしました。

 2日間(+α)の研修を通して、江戸時代と現代、それぞれの日本庭園の一端を見学でき、有意義な研修となりました。

梅小路公園での井上先生による解説

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