造園科学科創立７０周年を記念して企画され、１９９６（平成８）年５月にオープンしました。
卒業生の寄付金をもとに本学造園科学科内に設けられたもので、在校生だけでなく本学OB にも広く利用していただこうというものです。
これが開設されたことにより、本学造園科学科がまさに「産」「学」をつなぐ造園情報のサービスステーションとなり、学生にとっても幅広い情報が手軽に入手できるようになりました。
造園情報の体系を整理しつつ、造園学関係古典、造園学基本図書、関連学術論文、関連産業論文、関連図面（庭園、公園、都市、地域）、造園空間パンフレット、造園資材パンフレット、造園材料資料などの閲覧と同時に、膨大な情報の検索機能の拡充により利用の便宜充実を図るようにしています。
２０１４（平成２６）年３月現在、造園関連専門図書は和洋約８，８００冊。新刊図書も随時購入しており、これらの図書は新刊図書コーナーに備えられています。また、造園の古典といわれる図書で既に絶版となっているものを集めた貴重本コーナーや学科の歴史を物語る資料を揃えた記録本コーナーもあります。
学術雑誌をはじめとした関連定期刊行物は、現在購読中のものが和洋約６０誌、これに既に廃刊となっている雑誌を含めると計約１００誌が閲覧できます。この他、主要図面約３，０００点を有する図面ライブラリー、造園技法や庭園・公園を紹介したビデオなどを収集したビデオライブラリーなども整備しています。
なお、この「造園情報センター」の利用については、貴重な情報を多くの学生が共有できるように情報センター内で閲覧するようになっています。