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石井隆真 君(造園植物・樹芸研究室4年生)

 造園植物・樹芸研究室4年の石井隆真です。4年間で特に印象に残っている授業に2年次のランドスケープ作品論 近代造園史があります。これらの講義の中で庭・街区空間・公園の変遷と、その歴史について深く学びました。その応用として、山梨県甲府市にある武田氏館跡の堀田古城園日本庭園改修プロジェクトに参加し、その日本庭園が持つ特有の歴史に配慮した庭造りを行いました。

 研究室活動では、樹芸研が管理する里山(神奈川県川崎市の早野聖地公園)で植生調査や竹林整備などを行いました。里山でのフィールドワークを通じて、植物の地理的特徴や四季による変化を学びました。

 部活動では、庭道部という庭づくりサークルに所属し、自分達でデザインした庭を、日比谷ガーデニングショウや世界らん展で出展し受賞した経験があります。学年の垣根を超えた交流の中で、先輩や後輩から多くの事を学びました。

 そのほか夏休みや春休みなどの長期休みを利用して、造園施工関連の企業へインターンシップに行き、剪定や石積みを学びました。
 皆さんも是非、在学中に積極的にフィールドワークへ出てみてください。授業での座学と現場での実学とを連動して学ぶ事でより深い学びになると思います。

 4年間は長い様に思えて本当に一瞬です。高校教育が終わり、自分で学びたいことや、時間の使い方を選択できます。その自由に使える時間を自身の成長に繋がるよう、率先して行動していくことで、実りある4年間になると思います。

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